![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/7d/d7516a895e7c8d96b0d117b92ceb5916.jpg)
「どうしてこういう顔ぶれがそろったの?」
と聞きたくなるぐらいにジャンルも年齢もさまざまな6人による展覧会。
札幌で「白うさぎ 陶工房」を主宰する飯田順子さん(陶器・陶雑貨)が、残る5人全員と知り合いで、声をかけたということのようです。裏を返せば、互いに顔見知りではない出品者もいるということ。
会場の「石の蔵ぎゃらりぃ はやし」は、古い石倉を改装したギャラリーで、2階はみしみしと音を立てる急な階段を上っていかなくてはなりません。あまり広くないので絵画展などのために借りる人は少なく、クラフト系の作り手から愛好されています。このスペースに、よくぞこれほど詰め込んだ! と驚くほど、たくさんの小品が所狭しと置かれています。
冒頭画像は、白うさぎ陶工房のコーナー。
小皿、箸置き、茶碗、陶板、カップなどが並びます。
モティーフになっているのは、カエルや象、ウサギなど。かわいらしくて、小さなものが得意なようです。
ちなみに中央上部に、黒いふちに囲まれた白っぽい陶板が見えますが、これはシンガー・ソングライター山下達郎へのオマージュとして作ったコラージュふうの作品で、ご本人の顔が描かれているわけではないですが(なので、著作権や肖像権、歴代のアルバム名などがちりばめられ、ファンにはたまらない1点になっています。
ところで、白うさぎ陶工房さんの、各種イベントなどへの出品ペースにはすごいものがあり、この展覧会の最中の週末も、白石区のアクセスさっぽろの催しに参加していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/5e/5235f6e8d014ebfefe15a230ffa04038.jpg)
ゴトウマキエさん。
「ウッドバーニング」という技法で制作したイラストが目を引きます。
変な言い方かもしれませんが、「木を焼いた」という感じはあまりしなくて、シャープで生き生きした線が光っています。さすが「北海道イラストレーターズクラブアルファ」の会員。
ポストカードやトートバッグなどもあります。
一方で「あんまりがんばりません。」などと書かれた、ゆる~い感じのポストカードなどもあって、別の一面を見せています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/eb/6fc59ee43fcc878e025ce045b0f7c435.jpg)
小西木材(木彫作品)。
小西さんは恵庭の方で、千歳のクラフトイベントを主催しているそうです。
くるみボタンやバッジ、カテラリーなどが並んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/fd/69042600baa7f24771dafef8bec65843.jpg)
駒澤千波さん。
道展会員の日本画家で、精緻に描かれた動物の絵の大作などを描く一方で、野外アート展や、モノヴィレッジなどの「ものづくり系」イベントにも参加するなど、一般的な画家の枠にとどまらない活発な活動を展開しています。
今回は、金魚をモティーフにした小品がたくさん展示されています。小さなアクセサリーなども並んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/c9/778a1edbd4bb57d28c67b714721faaad.jpg)
いさちさんも、「NewPoint」などのグループ展から「ものづくり系」イベントまで幅広く出品しています。
イラストや絵画、立体などを手がけていますが、青空が描かれていることが多く、見るとすぐ「いさち」さんだと分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/8b/b4fa133c0290ed1a1d493a0c39c91564.jpg)
みよしあやなさん。
なんと、札幌大谷大の学生さんです。
ちょっと少女漫画っぽいテイストの木版リトグラフなどが展示してありました。
トートバッグやポストカードもあります。
ちょっと面白かったのは「スイマニヤラレタ!」という文字が書かれた入れ物。テレビゲーム・ネイティブ世代の感性だなあと思いました。
ことし5月に書いた「サッポロ モノ ヴィレッジの衝撃」という記事でも触れたとおり
「現代アート」
でもなく
「団体公募展系の絵画・彫刻など」
でもない、第三のジャンルとして
「ものづくり系」
が、この10年ほど、着々と存在感を強めつつあるようです。
そして、「ものづくり系」が勢力を単純に広げるというよりも、「絵画など」と相互に越境、浸透しあっているのが現状ではないかと思います。
2018年10月11日(木)~16日(火)午前11時~午後6時半(最終日~5時)
石の蔵ぎゃらりぃはやし (札幌市北区北8西1)
□ブログ「白うさばらし」 https://blog.goo.ne.jp/shirousa4494
■陶工房 白うさぎ「初夏の陶展」 (2009)
■陶工房白うさぎ 三人展「うさぎの玉手箱」(2007年)
□はじめまして、こんにちは。 ゴトウマキエです。 https://goma-ma-goto.jimdo.com/
□小西木材 http://konishimokuzai.com/
□KOMAKOMA http://chinakoma.web.fc2.com/
■ハルカヤマ藝術要塞2017 FINAL CUT
■駒澤千波「ふたつめの言葉」 (2014、画像なし)
■駒澤千波展 (2013)
駒澤千波「いざない」 ハルカヤマ藝術要塞(2011)
【告知】第41回北海道教職員美術展(2011)※画像なし
■第4回にかわえ展 (2010) ※画像なし
■第40回記念北海道教職員美術展(2010)
■にかわえ展(2009)
■500m美術館(2008)
■2008日本画の「現在」展
■第23回北の日本画展(2008)
■第2回にかわえ展(2008)
■駒澤千波展(2007)
■駒澤千波日本画展(2007)
以下、画像なし
■にかわえ展(2007)
■第21回北の日本画展(2006)
■寒昴展(2006)
■北海道教育大学札幌校日本画展(2004)
■Graduation Exhibition 2003 2003年度北海道教育大学札幌校芸術文化課程美術コース卒業制作展(2004)=2月11日の項
■第18回北の日本画展(2003)
■にじいろ 北海道教育大学札幌校日本画研究室3年目=2月10日の項
□絵描き屋さん。いさち https://ameblo.jp/eat-star/
□いさち @doumokoumo_o
□みよしあやな @obake_suki
と聞きたくなるぐらいにジャンルも年齢もさまざまな6人による展覧会。
札幌で「白うさぎ 陶工房」を主宰する飯田順子さん(陶器・陶雑貨)が、残る5人全員と知り合いで、声をかけたということのようです。裏を返せば、互いに顔見知りではない出品者もいるということ。
会場の「石の蔵ぎゃらりぃ はやし」は、古い石倉を改装したギャラリーで、2階はみしみしと音を立てる急な階段を上っていかなくてはなりません。あまり広くないので絵画展などのために借りる人は少なく、クラフト系の作り手から愛好されています。このスペースに、よくぞこれほど詰め込んだ! と驚くほど、たくさんの小品が所狭しと置かれています。
冒頭画像は、白うさぎ陶工房のコーナー。
小皿、箸置き、茶碗、陶板、カップなどが並びます。
モティーフになっているのは、カエルや象、ウサギなど。かわいらしくて、小さなものが得意なようです。
ちなみに中央上部に、黒いふちに囲まれた白っぽい陶板が見えますが、これはシンガー・ソングライター山下達郎へのオマージュとして作ったコラージュふうの作品で、ご本人の顔が描かれているわけではないですが(なので、著作権や肖像権、歴代のアルバム名などがちりばめられ、ファンにはたまらない1点になっています。
ところで、白うさぎ陶工房さんの、各種イベントなどへの出品ペースにはすごいものがあり、この展覧会の最中の週末も、白石区のアクセスさっぽろの催しに参加していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/5e/5235f6e8d014ebfefe15a230ffa04038.jpg)
ゴトウマキエさん。
「ウッドバーニング」という技法で制作したイラストが目を引きます。
変な言い方かもしれませんが、「木を焼いた」という感じはあまりしなくて、シャープで生き生きした線が光っています。さすが「北海道イラストレーターズクラブアルファ」の会員。
ポストカードやトートバッグなどもあります。
一方で「あんまりがんばりません。」などと書かれた、ゆる~い感じのポストカードなどもあって、別の一面を見せています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/eb/6fc59ee43fcc878e025ce045b0f7c435.jpg)
小西木材(木彫作品)。
小西さんは恵庭の方で、千歳のクラフトイベントを主催しているそうです。
くるみボタンやバッジ、カテラリーなどが並んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/fd/69042600baa7f24771dafef8bec65843.jpg)
駒澤千波さん。
道展会員の日本画家で、精緻に描かれた動物の絵の大作などを描く一方で、野外アート展や、モノヴィレッジなどの「ものづくり系」イベントにも参加するなど、一般的な画家の枠にとどまらない活発な活動を展開しています。
今回は、金魚をモティーフにした小品がたくさん展示されています。小さなアクセサリーなども並んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/c9/778a1edbd4bb57d28c67b714721faaad.jpg)
いさちさんも、「NewPoint」などのグループ展から「ものづくり系」イベントまで幅広く出品しています。
イラストや絵画、立体などを手がけていますが、青空が描かれていることが多く、見るとすぐ「いさち」さんだと分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/8b/b4fa133c0290ed1a1d493a0c39c91564.jpg)
みよしあやなさん。
なんと、札幌大谷大の学生さんです。
ちょっと少女漫画っぽいテイストの木版リトグラフなどが展示してありました。
トートバッグやポストカードもあります。
ちょっと面白かったのは「スイマニヤラレタ!」という文字が書かれた入れ物。テレビゲーム・ネイティブ世代の感性だなあと思いました。
ことし5月に書いた「サッポロ モノ ヴィレッジの衝撃」という記事でも触れたとおり
「現代アート」
でもなく
「団体公募展系の絵画・彫刻など」
でもない、第三のジャンルとして
「ものづくり系」
が、この10年ほど、着々と存在感を強めつつあるようです。
そして、「ものづくり系」が勢力を単純に広げるというよりも、「絵画など」と相互に越境、浸透しあっているのが現状ではないかと思います。
2018年10月11日(木)~16日(火)午前11時~午後6時半(最終日~5時)
石の蔵ぎゃらりぃはやし (札幌市北区北8西1)
□ブログ「白うさばらし」 https://blog.goo.ne.jp/shirousa4494
■陶工房 白うさぎ「初夏の陶展」 (2009)
■陶工房白うさぎ 三人展「うさぎの玉手箱」(2007年)
□はじめまして、こんにちは。 ゴトウマキエです。 https://goma-ma-goto.jimdo.com/
□小西木材 http://konishimokuzai.com/
□KOMAKOMA http://chinakoma.web.fc2.com/
■ハルカヤマ藝術要塞2017 FINAL CUT
■駒澤千波「ふたつめの言葉」 (2014、画像なし)
■駒澤千波展 (2013)
駒澤千波「いざない」 ハルカヤマ藝術要塞(2011)
【告知】第41回北海道教職員美術展(2011)※画像なし
■第4回にかわえ展 (2010) ※画像なし
■第40回記念北海道教職員美術展(2010)
■にかわえ展(2009)
■500m美術館(2008)
■2008日本画の「現在」展
■第23回北の日本画展(2008)
■第2回にかわえ展(2008)
■駒澤千波展(2007)
■駒澤千波日本画展(2007)
以下、画像なし
■にかわえ展(2007)
■第21回北の日本画展(2006)
■寒昴展(2006)
■北海道教育大学札幌校日本画展(2004)
■Graduation Exhibition 2003 2003年度北海道教育大学札幌校芸術文化課程美術コース卒業制作展(2004)=2月11日の項
■第18回北の日本画展(2003)
■にじいろ 北海道教育大学札幌校日本画研究室3年目=2月10日の項
□絵描き屋さん。いさち https://ameblo.jp/eat-star/
□いさち @doumokoumo_o
□みよしあやな @obake_suki