北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

伊藤若冲の複製画展、室蘭で

2009年09月03日 23時17分04秒 | 新聞などのニュースから
 2009年8月22日、北海道新聞胆振日高版から。

 江戸時代の花鳥画家、伊藤若冲(じゃくちゅう)が描いた天井絵の復刻図画「若冲画譜」のミニ特別展が、市立室蘭図書館で開かれている。市民の寄付金で美術書などを集める「ふくろう文庫」(山下敏明代表)の収蔵品で、今回初めて公開された。

 復刻図画は信行寺本堂(京都)の天井絵で、四季の草花が描かれた全100枚。同展は3部に分けて開かれ、第2部の今回は、春から夏の草花を描いた34点を展示した。オニユリやヒマワリ、アジサイなどが、正確なデッサンと鮮やかな色遣いで表現されている。

 山下代表は「奇想の画家と言われる若冲の写実的な世界を見てほしい」と話している。

 公開は9月26日までの木、土曜日で午前10時~午後4時。8月22日と9月19日は午前10時~同11時半。入場無料。(以下略)


 室蘭では複製画や美術書をずいぶん集めているみたいです。
 本物に比べると安いですけど、出版後しばらくしてから入手しようとするとかなり困難です(すくなくてもいまのところは)から、いい試みかもしれません。 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
むっ、室蘭かあ、、、 (エゾ三毛猫)
2009-09-04 07:22:11
若冲さんの鳥は、今見ても
新鮮な解釈ですね。

恐らくこの先いつの時代に
なっても、その時見た人は
「こんな捕らえ方が!!」と
観られそうです。

室蘭、他に何かあればね、
行くんですけどね。
返信する
エゾ三毛猫さん、こんばんは (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2009-09-05 00:15:19
伊藤若冲は写真を知らなかったがゆえに、ああいうリアリズムを生み出せたんだろうなあと思います。

わたしたちは、写真文化にどっぷりつかっているので、それから離れてリアルな描写を一からつくりだすというのは、まず無理ではないかと。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。