ルネッサンスサッポロホテル(辻徹個展 茶道具の周辺から)
→さいとうギャラリー
→北都館
→ソクラテスのカフェギャラリー
→工芸ギャラリー愛海詩
ルネッサンスサッポロホテルが美術展の会場で使われるのは珍しい。
いま、APEC閣僚会議が開かれているせいか、入り口にはやたらとホテルマンがいるが、ものものしい雰囲気ではない。
辻さんによると、ちょうどホテルで大きな茶会が催されるのに合わせたのだそうで、国際会議と重なったのは偶然とのこと。
しかし、朝9時からあいているこの一室で、海外のVIPが日本文化に触れるのは、悪くないと思う。
「豊平橋停留所」からバスで都心へ。
さいとうギャラリーで石垣渉さんの個展。あいにく石垣さんはいらっしゃらなかった。
今回は、初の「原画展」ということで、独立して描かれた水彩画ではなく、雑誌や新聞などのもとめに応じて制作された絵が、実際の印刷物とともに並んでいる。
おー、道新後志版夕刊の「しりべし旅日記」がカラーになったのか。小樽・後志の道新読者は定期的に石垣さんのイラスト(いつもと画風が違って、ややマンガふう)を見られるのか、いいなあ。
この展覧会で最も驚いたのは、石垣さんは或るメーカーの社内報の表紙を担当しているのだが、わざわざ「補足説明」と称して、「なぜこの絵では、上半分と下半分の透視図法が違うのか」ということを詳細に解説した文章を掲示していたのだ。
そのリアルさ、丹念な描写にはいつも驚かされる石垣さんなのだが、ここまで厳密に透視図法を採用して構図をつくっているのか-と、びっくりさせられた。
会社に寄ってから、地下鉄東西線で琴似へ。
北都館では、藤井高志さんの個展。
北広島在住、全道展会員の藤井さんの小品展。あいかわらずうまいなあ。
全道展で見る大作とおなじ雰囲気の「橋のある風景」といった絵もいいけど、左の画像のように、ちょっと違うモティーフの絵もいいなあ。
ソクラテスのカフェギャラリーでは、藤倉英幸さんの個展。
先日、道立文学館でたっぷり堪能した藤倉さんの切り絵など。
琴似本通は、琴似神社のお祭りらしく、露店がならんでいた。
バスで円山第一鳥居へ行き、工芸愛海詩で、渡部源土陶芸展。
おもに黄瀬戸と織部の、あたたかみを感じさせる器がならぶ。
…というわけで、三越札幌店で開催中の「春の院展」は、きょう見ることができなかった。
あした見られるかなあ。
□行雲流水 石垣さんのサイト http://www.ishigaki-w.com/
■石垣渉 水彩画の世界展 (2009年7月)
■透明水彩展コロコニ(2009年5月)
■石垣渉 水彩画の世界展 (2008年4月)
■石垣渉 水彩画の世界展 -流れ-(2007年)
■竹津昇・石垣渉2人展(2007年)
道新夕刊の後志・小樽版に石垣渉さんがイラスト
■石垣渉風景画展(2003年)
■藤井高志展 (2009年7月=画像あり)
■第5回櫂展(2007年)
■第4回櫂展
■第1回グループ櫂展
■藤井高志・西村潤 平面と立体の対話(2003年)=以上画像なし
→さいとうギャラリー
→北都館
→ソクラテスのカフェギャラリー
→工芸ギャラリー愛海詩
ルネッサンスサッポロホテルが美術展の会場で使われるのは珍しい。
いま、APEC閣僚会議が開かれているせいか、入り口にはやたらとホテルマンがいるが、ものものしい雰囲気ではない。
辻さんによると、ちょうどホテルで大きな茶会が催されるのに合わせたのだそうで、国際会議と重なったのは偶然とのこと。
しかし、朝9時からあいているこの一室で、海外のVIPが日本文化に触れるのは、悪くないと思う。
「豊平橋停留所」からバスで都心へ。
さいとうギャラリーで石垣渉さんの個展。あいにく石垣さんはいらっしゃらなかった。
今回は、初の「原画展」ということで、独立して描かれた水彩画ではなく、雑誌や新聞などのもとめに応じて制作された絵が、実際の印刷物とともに並んでいる。
おー、道新後志版夕刊の「しりべし旅日記」がカラーになったのか。小樽・後志の道新読者は定期的に石垣さんのイラスト(いつもと画風が違って、ややマンガふう)を見られるのか、いいなあ。
この展覧会で最も驚いたのは、石垣さんは或るメーカーの社内報の表紙を担当しているのだが、わざわざ「補足説明」と称して、「なぜこの絵では、上半分と下半分の透視図法が違うのか」ということを詳細に解説した文章を掲示していたのだ。
そのリアルさ、丹念な描写にはいつも驚かされる石垣さんなのだが、ここまで厳密に透視図法を採用して構図をつくっているのか-と、びっくりさせられた。
会社に寄ってから、地下鉄東西線で琴似へ。
北都館では、藤井高志さんの個展。
北広島在住、全道展会員の藤井さんの小品展。あいかわらずうまいなあ。
全道展で見る大作とおなじ雰囲気の「橋のある風景」といった絵もいいけど、左の画像のように、ちょっと違うモティーフの絵もいいなあ。
ソクラテスのカフェギャラリーでは、藤倉英幸さんの個展。
先日、道立文学館でたっぷり堪能した藤倉さんの切り絵など。
琴似本通は、琴似神社のお祭りらしく、露店がならんでいた。
バスで円山第一鳥居へ行き、工芸愛海詩で、渡部源土陶芸展。
おもに黄瀬戸と織部の、あたたかみを感じさせる器がならぶ。
…というわけで、三越札幌店で開催中の「春の院展」は、きょう見ることができなかった。
あした見られるかなあ。
□行雲流水 石垣さんのサイト http://www.ishigaki-w.com/
■石垣渉 水彩画の世界展 (2009年7月)
■透明水彩展コロコニ(2009年5月)
■石垣渉 水彩画の世界展 (2008年4月)
■石垣渉 水彩画の世界展 -流れ-(2007年)
■竹津昇・石垣渉2人展(2007年)
道新夕刊の後志・小樽版に石垣渉さんがイラスト
■石垣渉風景画展(2003年)
■藤井高志展 (2009年7月=画像あり)
■第5回櫂展(2007年)
■第4回櫂展
■第1回グループ櫂展
■藤井高志・西村潤 平面と立体の対話(2003年)=以上画像なし