![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/ce/bb13017b452ef8d423c548da3c75c67e.jpg)
「あひる会」は、札幌市役所の絵画サークルを母体に生まれた、歴史のある団体です。
いま思えば、不思議なことですが、戦後しばらくは、絵画でもコーラスでもなんでも、リクリエーションの集まりは職域で結成されたものが多かったのです。週5日半(当時は土曜も昼まで働いていた)も職場で顔を合わせていて、さらに一緒に過ごそうというのがすごいなあと思いますが。
市役所職員の団体ですが、かつては新道展創立会員の菊地又男さん、自由美術の森山誠さんが指導にあたっていたので、「あひる会展」は毎年見ごたえのあるグループ展でした。
今年は、西澤宏生「ポピー」「裸婦」、市川雅朗「セッション」「秋のよろこび」、中矢勝善「秋」「冬晴れ」と、新道展会員の絵が3人並んでいました。
ところで、会場に入ってびっくりしたのは、展示しきれなかったであろう絵が、中央に積まれたり置かれたりしていたことです。
これは、清水アヤ子さんの絵なのでした。
清水さんの絵は、奥の壁に特陳されていました。
ことし9月23日に亡くなったためでした。
清水さんは1933年(昭和8年)生まれ。
92年に新道展会友、95年に近代美術協会会友、2002年に同会員。
菊地又男さんが組織した女性グループ絵画展によく出品しており、その縁で「あひる会」に参加していたのかもしれません。
清水さんの絵で多かった画題は「天女(宇宙飛行士)」です。
黄色を基調とした画面に、時計の文字盤が描かれ、画面上方に女性が宙を飛んでいるさまが添えられています。表面のところどころが、絵の具を削った線の反復に覆われています。
ふしぎな、そして平面的な絵です。
ご冥福をお祈りします。
2015年11月17日(火)~23日(月)
札幌市資料館(中央区大通西13)
■亀井さんとの2人展 (2009)
※以下、画像なし
■あひる会展 (2008)
■第4回萌展(2006)
■第1回萌展 (2003)
■あひる会展(2006)
■あひる会40周年記念展 (2004)
いま思えば、不思議なことですが、戦後しばらくは、絵画でもコーラスでもなんでも、リクリエーションの集まりは職域で結成されたものが多かったのです。週5日半(当時は土曜も昼まで働いていた)も職場で顔を合わせていて、さらに一緒に過ごそうというのがすごいなあと思いますが。
市役所職員の団体ですが、かつては新道展創立会員の菊地又男さん、自由美術の森山誠さんが指導にあたっていたので、「あひる会展」は毎年見ごたえのあるグループ展でした。
今年は、西澤宏生「ポピー」「裸婦」、市川雅朗「セッション」「秋のよろこび」、中矢勝善「秋」「冬晴れ」と、新道展会員の絵が3人並んでいました。
ところで、会場に入ってびっくりしたのは、展示しきれなかったであろう絵が、中央に積まれたり置かれたりしていたことです。
これは、清水アヤ子さんの絵なのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/c4/0f5aa9e902e7c3e801ea3bb2fd3bc6e7.jpg)
ことし9月23日に亡くなったためでした。
清水さんは1933年(昭和8年)生まれ。
92年に新道展会友、95年に近代美術協会会友、2002年に同会員。
菊地又男さんが組織した女性グループ絵画展によく出品しており、その縁で「あひる会」に参加していたのかもしれません。
清水さんの絵で多かった画題は「天女(宇宙飛行士)」です。
黄色を基調とした画面に、時計の文字盤が描かれ、画面上方に女性が宙を飛んでいるさまが添えられています。表面のところどころが、絵の具を削った線の反復に覆われています。
ふしぎな、そして平面的な絵です。
ご冥福をお祈りします。
2015年11月17日(火)~23日(月)
札幌市資料館(中央区大通西13)
■亀井さんとの2人展 (2009)
※以下、画像なし
■あひる会展 (2008)
■第4回萌展(2006)
■第1回萌展 (2003)
■あひる会展(2006)
■あひる会40周年記念展 (2004)