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埼玉県在住の彫刻家、滝錬太郎さんによる彫刻は、遠軽信用金庫の寄贈などにより、遠軽地方にいくつも立っています。
もう網羅できただろうと思っていたら、まだありました。
しかも、比較的写実的な作風の多い滝さんにしては、人物の顔を円形に処理するなど、キュビスム的というか、独特のデフォルメが効いた形態です。
ふたりは、いずれも左腕を挙げています。
胴体も直線的に、直方体のように処理されています。後頭部も、三角帽子をかぶっているようで、大胆な造形ですね。
台座がやたらと立派なのも目を引きます。
台座の正面の銘板には
と書かれているようです(摩耗が激しいですが)。
学校入り口の正面に、左にこの「みんななかよし」、中央に二宮金次郎像、右側に「閉校記念碑」の順に並んでいます。
この校舎は、2009年春まで遠軽郁凌高の校舎として使われていました。
1955年に遠軽家政高校として開校し、90年には道内初の情報ビジネス科を開設するとともに、男女共学の遠軽郁凌と名前を変えました。
校舎がわりと新しかったため、老朽化した遠軽小が2010年の夏休み明けから引っ越してきています。
閉校記念碑は遠軽郁凌高校のものでしょう。
みんななかよしと二宮像は、遠軽小のものと思われ、おそらく校舎とともに移したのだと推察されます。
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ちなみに元の遠軽小校舎は、時々活用策が議論されますが、妙案のないまま現在に至っています(つまり、使われないままです)。
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過去の関連記事へのリンク
滝錬太郎「姉妹像」
滝錬太郎「オホーツクの風」
滝錬太郎「神鳥ふくろう」
滝錬太郎「華」
滝錬太郎「雨にもまけず」
滝錬太郎「やすらぎ」
滝錬太郎「和と輪」
滝錬太郎「風」
・遠軽バスターミナルから北海道北見バス「遠軽町内循環線」に乗り「西2線」降車、約210メートル、徒歩3分
・遠軽バスターミナルから遠軽町営バス「瀬戸瀬温泉線」、北海道北見バス「遠軽町内循環線」に乗り「西町40号」降車、約540メートル、徒歩7分
・遠軽バスターミナルから町営バス「遠軽丸瀬布線」、北海道北見バス「清里線(キララン清里行き)」もしくは「遠軽町内循環線」に乗り「遠軽寿町」降車、約1.3キロ、徒歩18分
・都市間高速バス「高速えんがる号」(札幌→遠軽)、特急バス「北大雪号」(旭川→遠軽)で「木楽館前」降車、約2キロ、徒歩26分
・JR遠軽駅、遠軽バスターミナルから約2.1キロ、徒歩27分
もう網羅できただろうと思っていたら、まだありました。
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しかも、比較的写実的な作風の多い滝さんにしては、人物の顔を円形に処理するなど、キュビスム的というか、独特のデフォルメが効いた形態です。
ふたりは、いずれも左腕を挙げています。
胴体も直線的に、直方体のように処理されています。後頭部も、三角帽子をかぶっているようで、大胆な造形ですね。
台座がやたらと立派なのも目を引きます。
台座の正面の銘板には
なかよし
みんな
なかよく
ぼくも
わたしも
正人書
と書かれているようです(摩耗が激しいですが)。

学校入り口の正面に、左にこの「みんななかよし」、中央に二宮金次郎像、右側に「閉校記念碑」の順に並んでいます。
この校舎は、2009年春まで遠軽郁凌高の校舎として使われていました。
1955年に遠軽家政高校として開校し、90年には道内初の情報ビジネス科を開設するとともに、男女共学の遠軽郁凌と名前を変えました。
校舎がわりと新しかったため、老朽化した遠軽小が2010年の夏休み明けから引っ越してきています。
閉校記念碑は遠軽郁凌高校のものでしょう。
みんななかよしと二宮像は、遠軽小のものと思われ、おそらく校舎とともに移したのだと推察されます。

ちなみに元の遠軽小校舎は、時々活用策が議論されますが、妙案のないまま現在に至っています(つまり、使われないままです)。

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滝錬太郎「神鳥ふくろう」
滝錬太郎「華」
滝錬太郎「雨にもまけず」
滝錬太郎「やすらぎ」
滝錬太郎「和と輪」
滝錬太郎「風」
・遠軽バスターミナルから北海道北見バス「遠軽町内循環線」に乗り「西2線」降車、約210メートル、徒歩3分
・遠軽バスターミナルから遠軽町営バス「瀬戸瀬温泉線」、北海道北見バス「遠軽町内循環線」に乗り「西町40号」降車、約540メートル、徒歩7分
・遠軽バスターミナルから町営バス「遠軽丸瀬布線」、北海道北見バス「清里線(キララン清里行き)」もしくは「遠軽町内循環線」に乗り「遠軽寿町」降車、約1.3キロ、徒歩18分
・都市間高速バス「高速えんがる号」(札幌→遠軽)、特急バス「北大雪号」(旭川→遠軽)で「木楽館前」降車、約2キロ、徒歩26分
・JR遠軽駅、遠軽バスターミナルから約2.1キロ、徒歩27分