2010年前後の一時期は年8回ほどにおよぶ個展のほか、さらにグループ展や団体公募展などにも出品を重ね、ばりばりと創作・発表を続けていた札幌の本田滋さん。
さすがに昨年あたりからはややペースを抑えていますが、巧みな構図に輝かしい色彩を配置した独特の風景画は健在です。
今回は
今回、いちばん筆者の目を引いたのが、冒頭画像の左「夢運ぶ風」。
小樽港の埠頭が題材ですが、貨物船や、手前のフェンス、雑草が顔を出す地面など、普通なら目も向けないような風景を描いているのがおもしろく感じます。
右は、札幌市北区を流れる創成川でしょう。このあたりまで来ると、山が遠くて高い建物が少ないため、空が広く感じられます。
本田さんは、どんなありふれた街角でも、フォルムのおもしろみを見いだして、作品に仕上げてしまいます。道庁赤レンガや時計台など観光名所は避けて、どこにでも「美」を見つける姿勢は、いいなあと思うのです。
額の代わりに、画面の天地に黒い帯を描いて、全体を引き締めるという工夫も、2、3年ほど前から取り組んでいます。
今回の出品作は次の通り(北都館のサイトからコピーしました)。
F20:夢運ぶ風、冬晴れの街
F10:明日へ夢見て、夏陽の大通公園、瞬映の街、道庁の池映、ビル映のワルツ、空と街歩き、ナナカマドの詩、創成の詩
F8:ひとやすみ、秋色のコーラス、仲道の黄瞬、赤レンガへの誘い、夢と遊ぶ公園、澄心の風
2018年2月14日(水)~19日(月)午前10時~午後9時(土日月~午後7時、最終日展示~午後5時)
カフェ北都館ギャラリー(札幌市西区琴似3の1)
関連記事へのリンク
■街 Crossing 中橋修×本田滋 (2016)
■風の彩・本田滋絵画展《風の声を聴こう》 (2015)
■風の彩~本田滋絵画展― (2015年2月)
■本田滋絵画展 (2014)
■風の彩・本田滋絵画展《風色の街・ハミングの歌》 (2014年1月)
■本田滋「風の街」展 北の街角をふりかえると・・・ (2009)
■上砂川・北の創造者達展07
●カフェ北都館ギャラリーへのアクセス
・地下鉄東西線の琴似駅5番出口から約270メートル、徒歩4分
・JR琴似駅から約740メートル、徒歩10分
・ジェイアール北海道バス「山の手一条通」から約920メートル、徒歩12分(快速、都市間高速バスは通過)
・ジェイアール北海道バス、中央バス「西区役所前」から約960メートル、徒歩13分(手稲、小樽方面行きの全便が停車)
さすがに昨年あたりからはややペースを抑えていますが、巧みな構図に輝かしい色彩を配置した独特の風景画は健在です。
今回は
今回、いちばん筆者の目を引いたのが、冒頭画像の左「夢運ぶ風」。
小樽港の埠頭が題材ですが、貨物船や、手前のフェンス、雑草が顔を出す地面など、普通なら目も向けないような風景を描いているのがおもしろく感じます。
右は、札幌市北区を流れる創成川でしょう。このあたりまで来ると、山が遠くて高い建物が少ないため、空が広く感じられます。
本田さんは、どんなありふれた街角でも、フォルムのおもしろみを見いだして、作品に仕上げてしまいます。道庁赤レンガや時計台など観光名所は避けて、どこにでも「美」を見つける姿勢は、いいなあと思うのです。
額の代わりに、画面の天地に黒い帯を描いて、全体を引き締めるという工夫も、2、3年ほど前から取り組んでいます。
今回の出品作は次の通り(北都館のサイトからコピーしました)。
F20:夢運ぶ風、冬晴れの街
F10:明日へ夢見て、夏陽の大通公園、瞬映の街、道庁の池映、ビル映のワルツ、空と街歩き、ナナカマドの詩、創成の詩
F8:ひとやすみ、秋色のコーラス、仲道の黄瞬、赤レンガへの誘い、夢と遊ぶ公園、澄心の風
2018年2月14日(水)~19日(月)午前10時~午後9時(土日月~午後7時、最終日展示~午後5時)
カフェ北都館ギャラリー(札幌市西区琴似3の1)
関連記事へのリンク
■街 Crossing 中橋修×本田滋 (2016)
■風の彩・本田滋絵画展《風の声を聴こう》 (2015)
■風の彩~本田滋絵画展― (2015年2月)
■本田滋絵画展 (2014)
■風の彩・本田滋絵画展《風色の街・ハミングの歌》 (2014年1月)
■本田滋「風の街」展 北の街角をふりかえると・・・ (2009)
■上砂川・北の創造者達展07
●カフェ北都館ギャラリーへのアクセス
・地下鉄東西線の琴似駅5番出口から約270メートル、徒歩4分
・JR琴似駅から約740メートル、徒歩10分
・ジェイアール北海道バス「山の手一条通」から約920メートル、徒歩12分(快速、都市間高速バスは通過)
・ジェイアール北海道バス、中央バス「西区役所前」から約960メートル、徒歩13分(手稲、小樽方面行きの全便が停車)