北海道美術ネット別館

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■新聞かまくら 「LAST DRIVE」~ レガシーを未来へつなぐ (2024年2月4~8日→21日に延長、札幌)

2024年02月07日 22時58分29秒 | 札幌国際芸術祭
※2月8日、以下の情報を追加しました


 DRIVE というのは、北海道新聞本社北1条館2階にある「SAPPORO Incubation Hub DRIVE」です。コワーキングスペースとして、起業家や個人事業主、札幌支店を開設する前の人など、札幌で最も多くの利用があるそうです。
 やはり、地の利の良さがあるからでしょうか。

 その「DRIVE」は今年、道新の本社移転に伴い、閉鎖します。その前に、札幌国際芸術祭SIAF2024の連携プログラムとして参加することになりました。
 端聡さんが参加してのトークイベントなども行われましたが、作品として? 学生スタッフらが手がけたのが、このバックミンスター・フラードーム型の「新聞かまくら」です。
 さっぽろ雪まつり期間中は午前10時から午後8時まで見ることができます。
 
 
 材料はほとんどすべて新聞紙。もちろん北海道新聞だけです。
 ほかに結束バンドとのりを使っているだけです。
 骨組みは新聞紙を丸めたもの。
 3枚重ねて丸めて棒状にし、両端を丸めたものです。下部のほうは4枚重ねたものを組み合わせ、過重に強くしているそうです。

 部屋の壁にも新聞紙がびっしりと貼られています。
 
 
 右手の壁には絵が描かれています。

 今年中には DRIVE は閉鎖となって、建物も取り壊しになるんでしょうからね。
 筆者の職場の壁にもなんか描こうかな。
 
 部屋には靴をぬいで入ります。
 新聞かまくらは、中にはいれる大きさです(高さは2メートル)。
 
 入り口はちょっとかがまないと、入れませんが…。





 中のざぶとんやテーブルも新聞紙でできていて、ゆっくりとくつろげるスペースになっています。





 なお、奥には、1945年8月16日(終戦記念日の翌日)の北海道新聞の、紙面のコピーなどが展示されています。

 筆者はおなじ社屋で働いていながら、DRIVE に入ったのは初めて。
 良い経験になりました。

 いろいろ案内をしてくれたコミュニティマネジャーのちふみさん、ありがとうございました!!

 会期は11日までとされていますが、20日ぐらいまで延長することが検討されているようです。



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