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道内には多くの陶芸家がいますが、用途を離れた立体造形やインスタレーションを主軸に制作・発表する作り手は全体からみるとほんのわずかで、長年取り組み続けている人といえば、この下沢敏也さん(札幌)を措いてほかにいないでしょう。
8月7日に見た展示です。
「Re-birth」は再生の意味で、下沢さんが長年、作品の題にしています。
今回は「Re-birth [gathering of silence I]」と「Re-birth [gathering of silence II]」がメインとなって、見る人を圧倒します。
「II」は全長5メートルはあるとうかがいました。
もちろん、こんな大きな電気や灯油の窯はなく、布に成分をしみこませ、屋外に簡易の登り窯のようなものをこしらえてそこで焼き上げるのだそうです。
ぱっと見には茶色系の外観が倒木のようにも見えますが、何かに似ているという安直な感想を吹き飛ばすような大きな存在感が伝わってきます。
「生命の死と再生」と、ことばにすると平凡になってしまいますが、そういう凡庸なくくりかたを拒む強さと重みをたたえて、会場全体を引き締めていました。
画像では十分には伝わらないので、ご覧になってほしいと思いました。
2022年7月29日(金)~8月14日(日)正午~午後6時(最終日~午後5時)、火曜休み
Gallery Retara (札幌市中央区北1西28 MOMA place 3階)
過去の関連記事へのリンク
■下沢敏也展 Re-birth from weathering 2020 -朽ち往くこと
■札幌のアーティスト50人展 (2018~19年)
近美コレクション 北の美術家群像 (2018)
■ハルカヤマ藝術要塞2017 FINAL CUT
■下沢敏也陶展 風化から再生へII (2016)
■防風林アートプロジェクト(2014)
■紋別市立博物館開館10周年記念企画展「器の世界~原始土器から現代陶芸へ」 (2012)
■ハルカヤマ藝術要塞 (2011)
■ 「札幌作家グループ展」阿部典英+柿崎熙+下沢敏也 帯広コンテンポラリーアート-真正閣の100日 (2011年)
■フォールディング・コスモス (2011年7月17、18日、札幌/September 3 - 11,NYC)
【告知】フォールディング・コスモス
■中庭インスタレーション 下沢敏也 Re-birth 風化から森へII (2011年10月まで札幌芸術の森美術館で展示中)
■下沢敏也展[陶のオブジェと小品展](2011年6月)
■下沢敏也個展「Re-birth.2010」-起源-(2010年)
■下沢敏也さん 札幌文化奨励賞の受賞お祝いの会
■ARCHAIC FANTASY 土×炎=? つちとほのおで何だろな (2009年12月-2010年2月11日)
■交差する視点とかたち vol.3 阿部典英 加藤委 川上りえ 下沢敏也 (2009年7月)
■奥村博美×下沢敏也 陶展 (2009年5月)
■下沢敏也陶展 -RE-BIRTH- (2009年4月)
■下沢敏也陶展-風化から森へ- (2008年8月)
■交差する視点とかたち vol.2(08年7月)
■「響韻と、在る。」石川亨信さんとの2人展(08年4月)
■交差する視点とかたち 川上力三・阿部典英・下沢敏也(07年7月)
■07年4月の個展
■田村陽子さんとの2人展(07年1~2月)
■下沢トシヤ陶展(06年12月)
■西本久子さんとの2人展(06年1月)
■下沢トシヤ陶展(04年6月)
■北海道立体表現展(03年)
■下澤敏也・多田昌代2人展(03年、画像なし)
■下澤敏也・多田昌代2人展(02年、画像なし)
・地下鉄東西線「円山公園駅」(T06)・円山公園駅バスターミナルから約360メートル、徒歩5分
・同「西28丁目駅」から約540メートル、徒歩7分
・ジェイアール北海道バス、中央バス「円山第一鳥居」から約690メートル、徒歩9分
※小樽・岩内方面行き都市間高速バス全便(北大経由は除く)と、手稲、銭函方面行きの全便が止まります
8月7日に見た展示です。
「Re-birth」は再生の意味で、下沢さんが長年、作品の題にしています。
今回は「Re-birth [gathering of silence I]」と「Re-birth [gathering of silence II]」がメインとなって、見る人を圧倒します。
「II」は全長5メートルはあるとうかがいました。
もちろん、こんな大きな電気や灯油の窯はなく、布に成分をしみこませ、屋外に簡易の登り窯のようなものをこしらえてそこで焼き上げるのだそうです。
ぱっと見には茶色系の外観が倒木のようにも見えますが、何かに似ているという安直な感想を吹き飛ばすような大きな存在感が伝わってきます。
「生命の死と再生」と、ことばにすると平凡になってしまいますが、そういう凡庸なくくりかたを拒む強さと重みをたたえて、会場全体を引き締めていました。
画像では十分には伝わらないので、ご覧になってほしいと思いました。
2022年7月29日(金)~8月14日(日)正午~午後6時(最終日~午後5時)、火曜休み
Gallery Retara (札幌市中央区北1西28 MOMA place 3階)
過去の関連記事へのリンク
■下沢敏也展 Re-birth from weathering 2020 -朽ち往くこと
■札幌のアーティスト50人展 (2018~19年)
近美コレクション 北の美術家群像 (2018)
■ハルカヤマ藝術要塞2017 FINAL CUT
■下沢敏也陶展 風化から再生へII (2016)
■防風林アートプロジェクト(2014)
■紋別市立博物館開館10周年記念企画展「器の世界~原始土器から現代陶芸へ」 (2012)
■ハルカヤマ藝術要塞 (2011)
■ 「札幌作家グループ展」阿部典英+柿崎熙+下沢敏也 帯広コンテンポラリーアート-真正閣の100日 (2011年)
■フォールディング・コスモス (2011年7月17、18日、札幌/September 3 - 11,NYC)
【告知】フォールディング・コスモス
■中庭インスタレーション 下沢敏也 Re-birth 風化から森へII (2011年10月まで札幌芸術の森美術館で展示中)
■下沢敏也展[陶のオブジェと小品展](2011年6月)
■下沢敏也個展「Re-birth.2010」-起源-(2010年)
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■ARCHAIC FANTASY 土×炎=? つちとほのおで何だろな (2009年12月-2010年2月11日)
■交差する視点とかたち vol.3 阿部典英 加藤委 川上りえ 下沢敏也 (2009年7月)
■奥村博美×下沢敏也 陶展 (2009年5月)
■下沢敏也陶展 -RE-BIRTH- (2009年4月)
■下沢敏也陶展-風化から森へ- (2008年8月)
■交差する視点とかたち vol.2(08年7月)
■「響韻と、在る。」石川亨信さんとの2人展(08年4月)
■交差する視点とかたち 川上力三・阿部典英・下沢敏也(07年7月)
■07年4月の個展
■田村陽子さんとの2人展(07年1~2月)
■下沢トシヤ陶展(06年12月)
■西本久子さんとの2人展(06年1月)
■下沢トシヤ陶展(04年6月)
■北海道立体表現展(03年)
■下澤敏也・多田昌代2人展(03年、画像なし)
■下澤敏也・多田昌代2人展(02年、画像なし)
・地下鉄東西線「円山公園駅」(T06)・円山公園駅バスターミナルから約360メートル、徒歩5分
・同「西28丁目駅」から約540メートル、徒歩7分
・ジェイアール北海道バス、中央バス「円山第一鳥居」から約690メートル、徒歩9分
※小樽・岩内方面行き都市間高速バス全便(北大経由は除く)と、手稲、銭函方面行きの全便が止まります