北海道美術ネット別館

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■坂元輝行スケッチ展 (11月27日まで)

2009年11月18日 00時31分47秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 坂元さんの絵は、非常に速度を感じさせる。
 線が躍り、それ自身が、何かを語っているようだ。

 今回は淡彩21点。現場で制作したものだと思う。
 すべて横位置。大きさも同一だ。

 「色内ミレー舞踏場附近」
という題の作があったが、こんな舞踏場の名は初めて聞いた。
 舞踏じゃなくて舞踊じゃないかという気もしますが。
 もっとも、昔は小樽は「北方舞踏派」という暗黒舞踏の本拠地だったんだよな。

 小樽を題材にした絵、たとえば「色内一丁目」などは、背景に高層住宅が見えている。なんだかなーと思ってしまう。
 小樽に「マンション」は似合わない。

 「大通西4丁目」は、ギャラリー大通美術館から40メートルほど南下したところの、北大通西5の交叉点あたりからテレビ塔方向を見た図。クレヨンのような色彩がおもしろい。

 「豊平公園ボート乗場」は、月寒公園だろうか。豊平公園にボート乗り場はないはず。


 出品作は次の通り。
※手宮線跡地探訪
「色内中央通り附近」「色内ミレー舞踏場附近」「色内旧日本郵船附近」「旧交通博物館」「小樽日銀通」「色内一丁目」

※札幌の公園めぐり
「中島公園・豊平館」「中島公園・幌平橋附近」「豊平公園ボート乗場」「真駒内公園 競技場の並木」「藻南公園より藻岩山をのぞむ」

※札幌の街角シリーズ
「盛夏 駅前通」「大通西4丁目」「環状通(中の島)」「盛秋西5丁目(道庁前)」「新緑時計台通」

※北大キャンパス散歩
「北13条銀杏並木」「低温研への道」「第二農場モデルバーン」「雨の黄昏 総合博物館」 
 

2009年11月14日(土)-27日(金)
北海道銀行札幌駅前支店ミニギャラリー(中央区北4西3 地図A

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