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富良野で小野州一歿後10年記念展

2010年10月07日 09時54分05秒 | 新聞などのニュースから
 北海道新聞2010年10月1日旭川・上川版から。

 【富良野】晩年を富良野で過ごした洋画家小野州一さん(1927~2000年)の没後10年を記念した特別展(市教委主催)が2日から24日まで、市内山部の市生涯学習センターで開かれる。油彩画とリトグラフを中心に27点を展示。40年ぶりに公開される作品もある。

 小野さんは1980年に市内に家を建て、94年に完全移住した。

(中略)

 市への寄贈作品に加え、アトリエの奥に眠っていた、これまでほとんど公開されてこなかった油彩画などを展示。卓上に並ぶさまざまな器を描いた「静物」は、70年の自由美術協会展(東京)以来の公開だ。

 (中略。妻の)恵津子さんは「若いころの作品は厚塗りで、絵から高揚感、スピードが伝わってくる」と話している。


 小野州一さん、懐かしいな。
 三越札幌店の個展を取材し、富良野の、林の中にあるアトリエにもおじゃました。

 札幌・手稲の出身で、中央の画壇で活動していたけど、晩年は北海道に帰ってきてた。
 自由美術は途中でやめちゃったと思う。でも全道展にはずっと出品してた。

 栃内忠男さんにしても小野さんにしても、あとは蛯子善悦さん、箱根寿保さん、みんな全道展らしいというか、それぞれ日本的フォーブの道をぐりぐりと進んでいった人たちだった。

 24日までか。行けないなあ。
 でも、富良野ではちょくちょく小野さんの展覧会を開いているので、一度行ってみたい。


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