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ニトリが札幌にも美術館開業へ

2017年12月19日 21時51分00秒 | 新聞などのニュースから
 北海道新聞2017年12月19日、第3社会面より引用します。

 家具・インテリア製造小売り最大手ニトリホールディングス(HD、札幌)の似鳥昭雄会長は、同社が小樽市内に開業した「小樽芸術村」に加え、札幌市内でも新たな美術館の建設を検討していることを明らかにした。日本画などを中心に集め、5年以内の開業を目指す。

 北海道新聞の取材に対し「札幌や小樽に美術館をあと一つ、二つ造りたい」とした上で、「札幌に新しく建てることを検討している」と述べた。施設の規模は「できれば2千坪(約6600平方メートル)ほしい」とした。展示物については「明治から現代までの日本画の著名な作品をそろえてきた。浮世絵や古美術なども展示したい」と述べ、似鳥氏のコレクションを中心に公開する考えを示した。(以下略)


 ニトリ、どんだけもうかってるんだろうっていう話ですが。
 まあ「30期連続増収増益」という、国内でも他にほとんど例のない超優良企業ですから。

 予算の執行に議会の承認や市民説明が必要な公立施設と異なり、企業の美術館はトップが「やる!」と決断すれば、すぐにそっちの方向に走っていきますからね。
 札幌には、道内ゆかりの日本画家以外の日本画を所蔵している施設はほとんどありません。浮世絵は道立近代美術館にけっこうあります。
 ニトリの新館に期待したいと思います。


 引用先はこちら。
 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/152172

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