北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

おしらせ3連発(2)・世界ピンホール写真デー WPPD  in  北海道 2008

2008年03月28日 19時39分23秒 | 情報・おしらせ
 札幌の写真家浅野久男さんからのメールを転載します。

 「世界ピンホール写真デー・WPPD」は、2001年アメリカで創
設されました。レンズのないカメラで撮影するピンホール写真
のイマジネーションには限 界はない、という思いで、数人の
熱烈なピンホール写真愛好家が集まり、当時の世界最大のイン
ターネット・ピンホール写真サイト「ピンホール・ビジョン」
が中心となって、このイベントを推進いたしました。その時、
ボランティアの運営チーム代表だったグレッグ・ケンプ(アメ
リカ)は、「ピンホール・カメラを作るにはまったくお金はか
からない。けれども、ものの見方を変えることが出来る」と述
べています。他のチーム・メンバーたちの考えも同じでした。
その 目標は、初心者でもベテランでも、すべてのピンホール
写真愛好家を結束することでした。そして個人のビジョンを分
かち合い、神秘的なピンホールのイメージの世界をたたえるこ
とでした。世界各国の多数の写真アマチュアもプロも、時に幻
想的といえるそのイメージの美しさに魅惑されています。その
ような人々が、4月の最終日曜日の同じ一日に一斉に写真を撮
ることは、共に生命のリズムを祝福する集団の一員となること
です。

 第1回「WPPD2001」は、世界の24か国から約300人の参加者が
ありました。写真は、単純なものや精巧なもの、モノクロから
カラーまで出品さ れ、ピンホール・ビジヨン・ドット・コム
から提供されたウェッブ・ギャラリーで展示されました。開設2
年目で、実に10万人以上の鑑賞者が訪れました。 昨年200
7年には68か国2493人が参加、そのうち北海道からは3
1人が参加しました。日本では、日本在住の写真家エドワード
・レビンソンが運営チームのメンバーとして参加し、第1回か
ら運営をして日本の参加者をバックアップしてきました。

世界ピンホール写真デー WPPD  in  北海道 は昨年4月
29日にも札幌市芸術の森にて開催されました。予定を超える
27名の参加者が札幌市芸術の森を撮影し、WPPDサイトに
作品を応募し札幌市写真ライブラリーに作品展示する様子はT
V、新聞などに大きく取り上げられ大変な話題となりました。

本企画はこのWPPDに北海道から世界に向けてピンホール写
真の撮影を通して参加することを目的としています。

一般的に写真を世界に向けて発表する機会はそう多くはありま
せん。限られたプロ作家だけではなく広く一般の写真愛好家の
皆さんの目を通した北海道の神秘的なピンホール写真による風
景を世界に向けて発表する貴重な経験を皆さんと共有したいと
思います。

今年はサッポロファクトリーを撮影舞台に、下記の内容でピン
ホールカメラにて撮影し、モノクロ現像のレクチャーとプリン
ト。後日、お気に入りの写真を札幌市写真ライブラリーロビー
にて展覧会を行います。ピンホールって何?変わったモノクロ
写真を撮ってみたい!現像の工程を見てみたい方、写真はまっ
たく初めての方などと楽しいひと時を過ごしたいと思います。




「世界ピンホール写真デー WPPD  in  北海道 2008」
  
主催 世界ピンホール写真デー WPPD in 北海道実行委
員会
  
協力 札幌市写真ライブラリー(札幌市芸術文化財団)
日本針穴写真協会北海道支部・ピンホール写真芸術学会
   エムフォトワークス㈱
後援 札幌市・札幌市教育委員会
協賛 富士フイルムイメージング㈱・㈱エー・パワー 

受講料
●レンタルピンホールカメラ(ピンホールホルガ)ご利用の方
2500円
    (フイルム代・展示諸経費込)
●カメラを購入希望の方  7500円(ピンホールホルガ・
フイルム・展示諸経費込)

4月20日までにお申し込み下さい。
各コースとも10名限定。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます (asano)
2008-03-28 22:35:05
お知らせありがとうございます。

先ほど応募者多数で締め切らせていただきました。

ありがとうございました。
返信する
Unknown (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2008-03-30 21:56:35
告知が遅れて、役に立ちませんでしたね。

asanoさん、すいませんでした。


いろいろお忙しいようですが、健康には留意されてください。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。