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続き・RISING SUN ROCK FESTIVAL IN EZO 2011から帰る

2011年08月15日 04時19分36秒 | Rising Sun Rock Fes他
承前)

 RISING SUN ROCK FESTIVAL IN EZO 2011(ライジングサン・ロックフェスティバル)の続き。

 12日は例年通り、朝9時に、筆者とおなじく第1回から毎回参加している会社の同僚を札幌駅近くでピックアップし、石狩市花川北のスーパーマーケットで焼き肉用の食材を買い込んで現地へ。
 列の長さはそれほどでもなかったが、入場には時間がかかった。

 おまけにスマホが壊れてしまい、メールのやり取りもうまくいかないのには閉口した。
 ドコモのブースに行ってずーっと充電してたが、らちが明かない。

 さらに、テントを設置したり、オフィシャルグッズを買いに行ったり、カセットこんろで焼き肉パーティーしているうちに、あっという間に時間がたってしまう。

 12日は…

 在日ファンク(前半だけ)→怒髪天→the pillows→神聖かまってちゃん

 このうちピロウズは、とくに事前チェックしていたわけではないけど、メロディーラインが優しくて、いい感じだな~と思った。

 じつは筆者は、会場内で2泊したことが一度もない。
 この夜も、テントをそのままにしていったん自宅へ戻った。




 13日。

 朝起きたら、もうライジングサンが終わったかのような疲れを覚える。
 そのまま寝ているわけにもいかないので外出。

 石狩湾新港へ向かう前に、江別市セラミックアートセンターへ行き、日本の現代陶芸展を見る。
 12日の、SHさんのコメントを読んで、この展覧会は押さえといたほうがいいと思ったのだ。
 常設展示を取っ払って行う、同センターでも年に1、2度の大きな展覧会なのだが、常設展示室(第1室)と特別展示室(第2室)で作品の傾向がはっきりと分かれていて、おもしろい展示だった。

 そのあと、国道275号や丘珠空港通りなどを経由して石狩湾新港へ。ガソリンを入れたりして、会場入りは夕方近くになった。

 この日聴いたのは… 

 怒髪天(アコースティックライブ)→東京スカパラダイスオーケストラ ゲスト 上原ひろみ(途中から)→梅津和時KIKI BAND→向井秀徳+七尾旅人(前半だけ)→サカナクション→SCOOBIE DO

 少ないな(笑)。

 怒髪天は前日よりも、個人的には、レッドスターカフェで行われたこの日のアコースティックのほうが、ゆるゆるな感じで良かったと思う。増子兄ィの歌声もそれぞれの楽器もひとつひとつ聞こえるほうが、いい。

 スカパラと上原ひろみは、インプロヴィゼーションの応酬。これはジャズの方法論だが、こんなことをサンステージでやってること自体が奇蹟。

 KIKI BANDは、超絶テクニックのジャズロックバンド。インストである。
 力強いリズム隊と、鬼怒無月のギターが絡み合うスリリングな展開は、どこか後期キング・クリムゾンを思わせ、筆者にはかなりツボ。多くの人がすわって聴いていたが、ロックンロールのように踊るよりもじっくり味わいたかったからだろう。

 サカナクションは、筆者は2009年、このフェスのムーンサーカスでデビュー直前の演奏を聴いたことがあるのだが、そのときからは大きく成長していた。歌もリズムもしっかりしてるし、何より演奏のボキャブラリーが多い。脱帽。
 札幌出身のバンドにとって、サンステージでの堂々の演奏っぷりは、まさに「凱旋公演」だ。
 同僚氏は、ある事情で、最前列で聴いていたらしい。いいなあ~。

 このあと、2時間ほど寝て体力を温存し、夜明けのスクービィ・ドゥで踊りまくり。
 もっとも、やたらと跳んだりはねたりの大騒ぎだった昨年に比べると、バラードをきかせる場面もあったりして、アンコールも1回だけで(笑。普通はやらないんだけど)、体力を消耗しきるほどではなかった。とはいえ、やはりオーディエンスをガンガン盛り上げるステージングと安定した演奏テクはさすが。


 このほか、例によって会場風景の写真を撮りまくってきたので、別エントリで紹介する。

 なお、冒頭の画像は、入場券がわりになるリストバンド。
 左が筆者の腕。右側の、ほかのロックフェス二つのリストバンドを巻いたままの腕は、会場でばったり会ったフォトグラファーのウリュウユウキさんである。
 ウリュウさん、撮影ご協力、ありがとうございました(笑)。


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