![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/39/4571fb4f137848ca0fb509be17de36e4.jpg)
銀彩や泥彩など、特徴あるうつわを制作する札幌の陶芸家。北のクラフトプロジェクト「いぷしろん」のお店や展覧会でよく見かけるので、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。東京でも定期的に個展をひらいています。
今回は、土鍋がメーンの展覧会。
2004年に、今はなきmarbleでひらいた個展(下記のリンク先参照)でならべたボウルに、ふたがついた格好です。
さすが、やぼったい感じはなく、食卓にあいそうなかわいい雰囲気。
なんだか、会場のあたたかみある雰囲気にとてもマッチした展覧会で
「おかげさまでけっこう売れました。毎日、何個か運び入れて補充しているんです」
と蔦井さん。
季節も、鍋物が食べたくなる今ごろにぴったり。
もちろん、いわゆる鍋物だけでなく、ご飯を炊くなど、いろんな用途に使えます。
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ただ焼いただけではなく、試作品を友人に使ってもらい、あんばいが悪かったら高温でもう一度焼きなおすなど、1年間にわたりいろいろ試してみたそうです。
「いきなり強火を使ったり、いろんなことをしました。ひびが入って水が漏る場合があるかもしれませんが、
と蔦井さん。
ただし、いまのところ電磁調理器には対応していないそうですが、これも今後、対応する土鍋を作れそうなめどがついたそうです。
(11月24日、一部を訂正)
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白と黒の対比がユニークな花器や、湯のみ、茶碗、ボウルなどもならんでいます。
釉薬ではなく、化粧土の組み合わせなどで模様を出すのは、蔦井さんならではだと思います。
07年11月16日(金)-20日(火)11:00-18:00
GALLERY WORKSHOP YO(南区澄川4の6-7-52。南北線自衛隊前を下車、セブンイレブンのある出口に出て、左に曲がり、セイコーマートのある三叉路を右折して坂を上って直進、右手にあるガラス窓の大きな家)
■04年の個展
■03年の個展
「土の鍋」お陰様で楽しく終わることができました。
ひびが入った時の直し方、間違ってお伝えしてしまいました。とぎ汁ではなく、お粥を炊いて、一晩置くと止まります。正しくお伝えしているつもりが、時々間違ってしまい失礼しました。
ちなみにお米のとぎ汁は、花びんの水漏れ防止です。これはひびには効果はありません。
わたしも、生半可でわかったつもりになっていることがだいぶあるやもしれず、ご迷惑をおかけしました。
訂正しておきます。
蔦井さんは今回の個展、とても楽しそうだったのが印象的です。
また拝見させてください。