
(承前)
「本町2の1」(このバス停のほうが、環状通東駅よりも少しだけ近い)から中央バス「本町線」に乗って「北18東1」降車。
法邑から北区のギャラリーへ行くとき、いちいち札幌駅まで戻るのはシャクなので、たまにこの路線に乗るが、いつもすいている。
「ふうせんかずら」でクリスノゾミさんのシルバージュエリー個展。
クラフトの発表場所やカフェとして親しまれていた「ふうせんかずら」だが、11月15日で閉店するらしい。
ふたたび東豊線。「北13条東」→「さっぽろ」。
JRに乗り換え、桑園へ。
Insominiaに着いたら、戸の前に「CLOSED」の札が。

しかし、店はあいていた。
ザンギで昼食をとりながら福士さんの作品を見る。
とくに、「(カギカッコ)」と題した一連の作品を見て、アートとライフサイクルについて考えてしまった。
これまで芸術の歴史をもっぱらつづってきたのは、天才の男たちが、家庭や生活をあまり顧みることなく、芸術のみに没頭専心して作り上げてきた作品だ。
しかし、それが、わたしたちの「生」にとって慰藉になるのだろうか。
福士さんの作品は、日常生み出される布きれなどの材料をせっせと重ね合わせたものだ。
それは、たとえばピカソなどの「大芸術」のような迫力はない。
でも、だからこそ、わたしたちにとって身近に感じられる。
そこには、ふつうの人の日常が、静かにたたみこまれ、紡がれているような気がする。
あるいは、唐突かもしれないけど、筆者が高橋靖子さんの絵にひかれるのは、その両方の要素を持っているからかもしれない…。
福士ユキコ作品展「つもる、ふくらむ、」
=10月1日(水)-11月2日(土)11:30-23:30、月曜休み
cafebar&gallery insomnia(中央区北10西16)
・JR桑園駅から徒歩3分
・中央バス、ジェイアール北海道バス、じょうてつバス「市立病院前」から徒歩6分
(この項続く)
「本町2の1」(このバス停のほうが、環状通東駅よりも少しだけ近い)から中央バス「本町線」に乗って「北18東1」降車。
法邑から北区のギャラリーへ行くとき、いちいち札幌駅まで戻るのはシャクなので、たまにこの路線に乗るが、いつもすいている。
「ふうせんかずら」でクリスノゾミさんのシルバージュエリー個展。
クラフトの発表場所やカフェとして親しまれていた「ふうせんかずら」だが、11月15日で閉店するらしい。
ふたたび東豊線。「北13条東」→「さっぽろ」。
JRに乗り換え、桑園へ。
Insominiaに着いたら、戸の前に「CLOSED」の札が。

しかし、店はあいていた。
ザンギで昼食をとりながら福士さんの作品を見る。
とくに、「(カギカッコ)」と題した一連の作品を見て、アートとライフサイクルについて考えてしまった。
これまで芸術の歴史をもっぱらつづってきたのは、天才の男たちが、家庭や生活をあまり顧みることなく、芸術のみに没頭専心して作り上げてきた作品だ。
しかし、それが、わたしたちの「生」にとって慰藉になるのだろうか。
福士さんの作品は、日常生み出される布きれなどの材料をせっせと重ね合わせたものだ。
それは、たとえばピカソなどの「大芸術」のような迫力はない。
でも、だからこそ、わたしたちにとって身近に感じられる。
そこには、ふつうの人の日常が、静かにたたみこまれ、紡がれているような気がする。
あるいは、唐突かもしれないけど、筆者が高橋靖子さんの絵にひかれるのは、その両方の要素を持っているからかもしれない…。
福士ユキコ作品展「つもる、ふくらむ、」
=10月1日(水)-11月2日(土)11:30-23:30、月曜休み
cafebar&gallery insomnia(中央区北10西16)
・JR桑園駅から徒歩3分
・中央バス、ジェイアール北海道バス、じょうてつバス「市立病院前」から徒歩6分
(この項続く)