3月27日(日)
前日、大量に見残しが出てしまったため、ブログ記事を3本書いてから、ギャラリーめぐりの続きに出かける。
とはいえ、時間に限りがあり、訪れたのは
アートマンギャラリー → Shift + クラークギャラリー → らいらっく・ぎゃらりい →ギャラリー大通美術館 → Gallery Retara(干場良光展〔残片に聞く2016〕―bricolage2.0より)
の5カ所にとどまった。
この後、札幌市資料館におもむき「年度末だよ大集合!-SIAFラボの年度末、専門家と考える2日間」に、途中から出席。とりわけ「特別シンポジウム「なぜ石は資料館に置かれているのか~《一石を投じる》を巡って」は興味深い内容だったので、別項で紹介する。
同館では、1日限りの展覧会として「アートとリサーチ 北海道の旅とプロジェクトのプランの作成、アーカイブ・ワークショップ」成果報告会が開かれており、道内各地に散った若手アーティストの記録がたくさん並んでいた。本人も来ていたので、会場は終始にぎやかだった。
これについては、のちほど、さっぽろ天神山アートスタジオのサイトにアップされるとのこと。
全プログラムの終了後、「年度末だよ―」の出席者で、さっぽろ天神山アートスタジオの小田井真美さんに誘われ、「一石を投じる」シンポなどに出席したアーティストの島袋さん、美術ジャーナリストの村田さんなど、9人で2次会に出かける。
3月28日(月)
まず、さっぽろ天神山アートスタジオに行き、滞在アーティストのメラニー・ヴィンドル、ジン・ハオファンの個展を見る。
スタジオは、ロビーの大きなシャンデリアを取り外す工事の真っ最中だったが、小田井さんが親切に応対してくれた。また、ヴィンドルさんが登場し、コンセプトをくわしく説明してくれた(英語なので、わからない部分も多かったけど)。
小田井さんによると、スタジオに滞在するアーティストは年200人にも上るそう。
もちろん、制作する・しない、発表する・しない―は、各自にまかされている。とはいえ、筆者が知らないうちにひっそりと成果発表展を開いて帰ってしまう人もいるかもしれない。今後、もうちょっと動向を注意したいと思った。
澄川駅から地下鉄南北線に乗り、北海道銀行札幌駅前支店ミニギャラリーをのぞいてから、大同ギャラリーで最後の鑑賞をした。
キヤノンギャラリーで、2016年キヤノンカレンダー作家展 石川直樹 写真展:まれびと。(~4月5日)
3月29日(火)
朝から仕事。
午後は早く終わるかと思ったらそれほどでもなかった。
退社後、
札幌時計台ギャラリー(水彩展)→ シンビオーシス → 富士フイルムフォトサロン(前川貴之写真展)
の3カ所。
北1西4のバス停まで来て、話題の北菓楼に入ろうかと思ったが、バスが来たので乗ってしまう。
3月30日(水)雨
南北線を北24条まで乗り、画廊喫茶チャオ(写真展「CROSSROAD」~30日)と、salon cojica(風間雄飛個展。~4月2日)をはしご。
3月31日(木)
ギャラリーたぴおで高田稔個展。
高田さんは、東京造形大を卒業後、北海道に戻り、1982年にいまはなきギャラリーユリイカで3人展を開催、83年からは「たぴお」で個展を毎年開いてきたとのこと。
(ただし、札幌芸術の森美術館で開かれた「Livin' Art」展の図録では、たぴおでの個展は82年からと書かれている)
高田さんの個展は、一般的なものと異なり、新作は一部だけで、旧作も並べられていた。
とはいえ、30年以上も、少しずつ画風を変えて毎年続いてきたのはすごいことだと思う。しかも、毎回おなじ会場だ。
21世紀に入ってからは、青空のもと、青い海のほうに向かって立つ少年などを、背中から見て描いた絵が多かった。題はついていなかったと思う。
ある年の個展の作品から、砂浜はがれきで埋め尽くされるようになった。
声高に語るのではないが、それが高田さんなりの、大震災への思いなんだろうと思った。
4月2日まで。
地下街オーロラタウンの札幌商工会議所スペースで「まうのすけ仕事展」を見た後、ジュンク堂書店に行き、「地域アート」を購入。
美術書の棚の前に行ったのが久しぶりだったので、見たことのない本がたくさんあった。むかしは、美術関係の新刊書はすべてチェックして、次々に買って読んでいたのだが、これではもうだめだおしまいだ。
CAI02にも立ち寄った。
前日、大量に見残しが出てしまったため、ブログ記事を3本書いてから、ギャラリーめぐりの続きに出かける。
とはいえ、時間に限りがあり、訪れたのは
アートマンギャラリー → Shift + クラークギャラリー → らいらっく・ぎゃらりい →ギャラリー大通美術館 → Gallery Retara(干場良光展〔残片に聞く2016〕―bricolage2.0より)
の5カ所にとどまった。
この後、札幌市資料館におもむき「年度末だよ大集合!-SIAFラボの年度末、専門家と考える2日間」に、途中から出席。とりわけ「特別シンポジウム「なぜ石は資料館に置かれているのか~《一石を投じる》を巡って」は興味深い内容だったので、別項で紹介する。
同館では、1日限りの展覧会として「アートとリサーチ 北海道の旅とプロジェクトのプランの作成、アーカイブ・ワークショップ」成果報告会が開かれており、道内各地に散った若手アーティストの記録がたくさん並んでいた。本人も来ていたので、会場は終始にぎやかだった。
これについては、のちほど、さっぽろ天神山アートスタジオのサイトにアップされるとのこと。
全プログラムの終了後、「年度末だよ―」の出席者で、さっぽろ天神山アートスタジオの小田井真美さんに誘われ、「一石を投じる」シンポなどに出席したアーティストの島袋さん、美術ジャーナリストの村田さんなど、9人で2次会に出かける。
3月28日(月)
まず、さっぽろ天神山アートスタジオに行き、滞在アーティストのメラニー・ヴィンドル、ジン・ハオファンの個展を見る。
スタジオは、ロビーの大きなシャンデリアを取り外す工事の真っ最中だったが、小田井さんが親切に応対してくれた。また、ヴィンドルさんが登場し、コンセプトをくわしく説明してくれた(英語なので、わからない部分も多かったけど)。
小田井さんによると、スタジオに滞在するアーティストは年200人にも上るそう。
もちろん、制作する・しない、発表する・しない―は、各自にまかされている。とはいえ、筆者が知らないうちにひっそりと成果発表展を開いて帰ってしまう人もいるかもしれない。今後、もうちょっと動向を注意したいと思った。
澄川駅から地下鉄南北線に乗り、北海道銀行札幌駅前支店ミニギャラリーをのぞいてから、大同ギャラリーで最後の鑑賞をした。
キヤノンギャラリーで、2016年キヤノンカレンダー作家展 石川直樹 写真展:まれびと。(~4月5日)
3月29日(火)
朝から仕事。
午後は早く終わるかと思ったらそれほどでもなかった。
退社後、
札幌時計台ギャラリー(水彩展)→ シンビオーシス → 富士フイルムフォトサロン(前川貴之写真展)
の3カ所。
北1西4のバス停まで来て、話題の北菓楼に入ろうかと思ったが、バスが来たので乗ってしまう。
3月30日(水)雨
南北線を北24条まで乗り、画廊喫茶チャオ(写真展「CROSSROAD」~30日)と、salon cojica(風間雄飛個展。~4月2日)をはしご。
3月31日(木)
ギャラリーたぴおで高田稔個展。
高田さんは、東京造形大を卒業後、北海道に戻り、1982年にいまはなきギャラリーユリイカで3人展を開催、83年からは「たぴお」で個展を毎年開いてきたとのこと。
(ただし、札幌芸術の森美術館で開かれた「Livin' Art」展の図録では、たぴおでの個展は82年からと書かれている)
高田さんの個展は、一般的なものと異なり、新作は一部だけで、旧作も並べられていた。
とはいえ、30年以上も、少しずつ画風を変えて毎年続いてきたのはすごいことだと思う。しかも、毎回おなじ会場だ。
21世紀に入ってからは、青空のもと、青い海のほうに向かって立つ少年などを、背中から見て描いた絵が多かった。題はついていなかったと思う。
ある年の個展の作品から、砂浜はがれきで埋め尽くされるようになった。
声高に語るのではないが、それが高田さんなりの、大震災への思いなんだろうと思った。
4月2日まで。
地下街オーロラタウンの札幌商工会議所スペースで「まうのすけ仕事展」を見た後、ジュンク堂書店に行き、「地域アート」を購入。
美術書の棚の前に行ったのが久しぶりだったので、見たことのない本がたくさんあった。むかしは、美術関係の新刊書はすべてチェックして、次々に買って読んでいたのだが、これではもうだめだおしまいだ。
CAI02にも立ち寄った。