読売新聞や毎日新聞が報じていました。
京都新聞のサイトから引用します。
筆者の知る限りでは、吉岡幸雄さんは2005、07、09、12年に、札幌のギャラリー愛海詩で個展を開いています。
下のリンク先にも書いていますが、伝統工芸の染色・染織の多くが文様の美に重きを置いているのに対し、吉岡さんの作品はまず色の美しさで見る者を驚かせました。天然の染料でこれほど鮮明な色が出せるということが、強烈な印象を与えるのです。
吉岡さんは執筆・出版にも意欲的で、「日本の色を染める」(岩波新書)や、「日本の色辞典」(紫紅社)など多数の著書があります。
ご冥福をお祈りいたします。
関連記事へのリンク
■吉岡幸雄植物染作品展(2009)
京都新聞のサイトから引用します。
伝統的な染色法により日本の色を探求してきた染色家の吉岡幸雄(よしおか・さちお)氏が9月30日、愛知県春日井市で死去した。73歳。京都市出身。(中略)
吉岡氏は早稲田大を卒業後、美術工芸書の編集に携わった。1988年、41歳で父の跡を継ぎ、「染司よしおか」の5代目当主に就いた。日本古来の植物染で絹や木綿、麻、和紙を染め、日本の色を探求した。伝統行事の衣装や国宝の修復などを手掛けた。編集者時代に得た知識や経験を基に古文書や文献をひもとき、産地を探り、伎楽や古舞楽の衣装、荘厳具「幡」に古代色を復元した。2010年に菊池寛賞を受賞した。
(以下略)
筆者の知る限りでは、吉岡幸雄さんは2005、07、09、12年に、札幌のギャラリー愛海詩で個展を開いています。
下のリンク先にも書いていますが、伝統工芸の染色・染織の多くが文様の美に重きを置いているのに対し、吉岡さんの作品はまず色の美しさで見る者を驚かせました。天然の染料でこれほど鮮明な色が出せるということが、強烈な印象を与えるのです。
吉岡さんは執筆・出版にも意欲的で、「日本の色を染める」(岩波新書)や、「日本の色辞典」(紫紅社)など多数の著書があります。
ご冥福をお祈りいたします。
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■吉岡幸雄植物染作品展(2009)