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南部忠平顕彰碑

2008年08月07日 20時23分13秒 | 街角と道端のアート
 
 札幌ゆかりの彫刻家で、野外彫刻のパイオニア的存在でもある本郷新。
 大通公園の「泉の像」をはじめ、彼の作品は札幌や道内のあちこちで見ることができますが、この作品は、目にしたことのない人も案外多いかもしれません。
 というのは、この彫刻は、円山陸上競技場と円山球場の敷地内にあるからです。道路を行き来しているだけでは、見ることのできない作品です。

 また、野外彫刻は札幌市内だけでも何百とあると思いますが、レリーフって、意外とめずらしいんじゃないですかね。
 あとは、札幌駅前のアスティ45にあるなあ。道銀本店や道庁は、あくまで室内だし…。

            

 言うまでもなく南部忠平氏(1904-97年)は、戦前のロサンゼルス・オリンピック三段跳び競技で金メダルに輝き、世界記録の保持者でもあった、陸上の名選手です。
 札幌出身で、北海中学(旧制)時代に、当時西5丁目通りを流れていた「新川」を飛び越えたという逸話があったと、どっかで読んだ記憶があります。




・地下鉄東西線「円山公園」駅から徒歩20分


□本郷新記念札幌彫刻美術館 http://www.hongoshin-smos.jp/


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