まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

那須の与一の祈り岩

2005年06月20日 | 歴史
 今日の高松の気温は33度を超えたとか。今まで一番の暑さみたい。んで、梅雨なのに雨は降らない。台風被害の復旧工事をやってる業者さんにはいいかも知れませんが、農家の人たちは、なんといっても雨が欲しいらしい。
 さて、ふっと牟礼町という町を走っていると赤と白の旗が目につくようになりました。これは源平の古戦場のしるしだそうです。その一つに、この祈り岩があるんです。那須与一が扇の的を射るとき、愛馬が足をかけて、与一が祈ったとされる岩なんです。
 これって、路地の奥の薄汚れた川(昔の海)の中にあって、潮が引いた時にしか現れなかったもの。それが県道脇に、きちんと整備されて見やすくなっている。観光用に移転・整備されたものなんでしょうが、やはり野に置け、レンゲ草。路地をたどっていってこそ、歴史の重みってものを感じるものです。佐藤継信が射落とされた「射落畠」や、その遺体が運び込まれた洲崎寺なんかも整備されてきれーーいになっています。なんだかなぁと思う、今日このごろです。


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