まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

日本人の色彩感といえば・・・。

2008年09月09日 | 自然
 秋らしい天候になりました・・・。吹いてくる風もさわやかで・・・気持ちのいい風になりました・・・。

 今日は・・・「重陽の節句」「救急の日」などと言われていますが・・・私にはなんら関係のない一日になりました・・・。

 今日もお仕事で車を走らせて・・・聞くとはなしにNHKラジオを聞いていたのですが・・・、和歌山のある町では・・・一年中・・・みかんが収穫できるのですと。まぁ、いろんな種類のみかんを栽培してるらしいのですが・・・。

 それを聞くとはなしに聞いていたのですが・・・。

 「ここでは・・青いみかんが有名で・・・赤いみかんが出る前に高値で取引されています・・・」みたいな内容の放送・・・。厳密には違うのかもですが・・。

 「青いみかん・・・?」

 「赤いみかん・・・?」

 これは・・・実際には・・・「緑のみかん」「オレンジのみかん」というべきものなんでしょうね。

               

 この写真は記事とは全く関係がありませんが、画面構成上・・・挿入してあります。

 古来から・・・日本人の色彩感覚としては・・・、「白」「赤」「青」「黒」の四色しかなかった・・・というのが通例です・・。

 夜が明けると・・・「あかくなったのでおきた」日が暮れると・・「まっ黒になったので寝た」みたいな・・。

 朱もピンクも赤だったんでしょうし・・、緑も青も青だったんでしょうね。

                        

 そういうことって、周りにはいくらもあって、「稲が青々としている」とか・・「青葉のころ」とか・・・。青くないのに・・・なんで・・・・みたいなことって、ありませんでしたか。

 わからんのは・・・「みどりの黒髪」・・・、みどりじゃないでしょ・・みたいな。このみどりは・・・別の意味だと習ったけれど・・・忘れてしまったけれど・・。

 赤子・・・っていうのは・・・赤い色をしてるからかな・・・。真っ赤なんだろうか、生まれたばかりには・・・。立ち会ったことがないからわからないけれど。

 とにかく・・・古来から・・・日本人は・・・白い・・赤い・・・青い・・・黒い・・・という感覚しかなかったという・・・お話。

じゃぁ、また。




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