まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

一日が あっと云う間だ シャガの花

2014年04月24日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れている。気温は8度から20度、湿度は82%から30%。風は3mから1mの北東の風が少しだけ。すっかりと初夏の日差しになってきた。明日の25日は、引き続き、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 今日も天気がいいので、散歩に行こうか、ドライブに行こうかと思案したが、我が家の周辺の草刈りをすることにした。草丈は長くはないが、早めに刈り払っておくほうが後が楽かなぁと思ったことだった。

 

 この水路を挟んで左手が我が家、右はお隣さんちの田んぼ。この水路ははるばると「みろく自然公園内」にある「みろく奥池」まで通じている。旧の大川町の中央部を潤す農業用の水路。江戸時代後期に「軒原庄蔵」という人が開いたという歴史的な水路である。

 

 こんな感じに年に数度は草刈りをする。むろん、私がやる必要はないのだが、我が家の表が草ボウボウというのもだらしがない。ただ、我が家の側だけ刈ってもいいのだが、それではなんともむさ苦しいので、サービスでお隣さんちの草も「手とどき部分」のみ刈っておく。

 

 反対側はこういう感じ。このブロック塀の下は水路のもの。いわゆる「泥上げ場」溜まった泥や砂などを引き上げて盛り上げる部分。だから、我が家で草刈りをする義務も権利もないのだが、ここが草で盛り上がっていたら恥ずかしいやろ。当然、水路の左側部分は市道の法面(のりめん)。ここも我が家のモノではない。だからボランティアみたいなもんだ。

 

 それからが本番で、我が家の裏庭の芝生広場。ここもそんなに長くはないが、刈り払い機できれいに刈り揃えておく。草が乾燥したら、きれいに掃き掃除しておく。田舎はこれから草との戦いになる。

 

 昼からはおこたを片づけた。さすがにもう、コタツはいらないだろう。久々に掃除機をかけてカーペットもベランダで干しておいた。コタツ布団も干して片づけた。

 

 山はいつの間にか新緑の世界になっている。先月あたりまでは褐色の山だったのに、一気に若葉が吹き出してきたようだ。

 

 それとこれ、躑躅(つつじ)だ。何つつじ・・・と云うのかは知らないが「ツツジ」だ。久留米ツツジにも似ているが、詳しいことはわからない。とにかく、何にでも詳しくないのだ。それだし、「加齢」によるものか記憶力が衰えてきている。それこそ、オツムが「くどれる」のが早い・・・。

 

 これは・・「皐月(さつき)」と言われるもの。どこが、どう、違うんだろ。ま、色が違うのは仕方がないが、チューリップやパンジーだって、色が違っていて当たり前みたいなもの。で、お隣の「農林大臣」に聞いてみた。

 

 サツキもツツジの仲間で、「サツキツツジ」と云うのだそうだ。で、花の時期が春の4月から5月上旬に開花するのがツツジで、初夏の5月中旬から6月中旬に開花するのがサツキだそうだ。しかし、それだけでは納得できない。これを考えると眠られなくなりそうだ・・・。

 

 とにかく植物、とくにお花は交配やら品種改良やらで複雑怪奇。覚えても覚えても新種が出てくるからわからない。

 

 今日の掲示板はこれ。「この世にはいろんな山がある それぞれにそれぞれの頂きがある」というもの。人によって、それぞれの山のイメージがあり、山というと乗り越えなければならない試練にも感じるけれど、もう少し身近なものでイメージすると目標であったり、目的であったりするかも知れない。頂きはそれを乗り越えたとき、達成したときに感じるもので、そこから見えるものは、それまでの景色とは違うはず。これも「荒了寛」さんのことばから。

  

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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