まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

梅雨の日は 控え目にして 杯を置く

2014年07月06日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雨が降っている。気温は21度から28度、湿度は95%から72%。風は1mから5mの南南東の風が吹いていた。明日の7日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、雨や雷雨となる所がある見込みらしい。

 

 今日は「市内一斉清掃日」ということで、自治会ごとに、集会場や神社や公会堂なんぞを総出で掃除をする日。七月の第一日曜日と決まっている。どこの集落でも、午前6時から7時までの作業と決まっているらしい。

 

 私らの自治会は、この集会場の周辺の草刈りや清掃などをやることになっている。でも、過疎化と高齢化の波で、今年は10戸10人の参加になった。でも、ベテランがいるもので、こうした雑草だらけの集会場もみるみるうちにさっぱりとする。

 

 草を刈り払うもの、草を集めるもの。要領のいい連中ばかりだ。実に手際がいい。

 

 ものの30分できれいさっぱりとなる。後片付けをしたり、雑談をしたりで、午前7時には解散。

 

 我が家のグリーンカーテンのゴーヤーも大きくなって、こんな風になった。

 

 まだまだ、小さいが、ゴーヤーの実も形になってきた。収穫はあてにしていないのだけれど、この緑のカーテンは涼しそう・・・。

 

 シャワーを浴びて、昼食と言うとき、ごほうびの缶ビールを飲んでから、急に頭痛がしはじめた。朝方、窓を開けて、網戸状態だったので、どうやら風邪をひいてしまったらしい。急遽、頭を冷やして薬を飲んで寝たら、頭痛も微熱もおさまった。

 

 お昼からは雨になった。一時的には激しい雨が降ったこともあったが、被害が出るほどでもなかった。

 

 15時からは、「女体山(にょうたいさん)」の例祭だった。私はここに来て間がないから、詳しい事情はわからないが、「雨乞い」の山らしい。昔は老若男女がお菓子やお酒をかついでみんなで山に登ってお祝いをしたらしいが、今年、山に登ったのは代表の三名だけ。

 

 あとの人たちは15時から集会場での「直来:なおらい」。つまり宴席である。神さんと一緒にお食事をすると言う意味だが、誰も神さんのことなど気にはかけていない。もう、「神さん」という観念の薄らいだ人たちばかりになった。

 

 だから、会話は、サルやイノシシの防除対策とか、小中学校の統合問題だとか、給食を払う・払わないの話とか・・・。昔はみんなが農家だったから、共通の話題があったけれど、近年は、それぞれが思い思いの職業に就いているから、話題の共通性が低い。

 

 それはそれとして、その直来の時にいただいたビールの影響なのか、日本酒の影響なのか、またしても頭痛がしてきたので、今日は早めにお休みする。明日の朝から京都に向かうのだが、大丈夫だろうか・・・。

 

 ま、京都や神戸では、おとなしくしてアルコールは控えるか、やめておかねばなるまい。特に後半の研修では「飲酒禁止」ということもあるし。それで、体調をなおして戻って、楽しい夏休みにしたいものである。

 

 今日の掲示板はこれ。「どれだけ生きたかよりも どう生きたかを 自らに問え」というもの。これも誰の言葉かは不詳。よく、「長生きをしなければ・・」とか、「長生きをしてよ」とかと言われるのだけれど、永く生きたかという時間の長さよりも、どのような生き方をしたのかを・・自らに問いながら生きろ・・・という厳しいお言葉だ。時間の長さもさることながら、その人生の深さ、内容を問うているのである。90歳、100歳と生きることもいいことなのかも知れないが、60歳、70歳で、輝きながら辞世を全うしたいものだと考えている今日である。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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