まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

日陰から 明日を見上げる ふきのとう

2016年03月06日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は湿った空気の影響で雲が広がり、夕方からは雨が降って来るらしい。気温は9.6度から19.6度と、早くも夏になったのかしらんと思うほどの気温になった。湿度は76%から60%、風は1mから2mの南南東の風が少しばかり。明日の7日は気圧の谷の影響で、午前中は雲が広がるけれど、午後からは高気圧に覆われて次第に晴れる見込みらしい。

 

 昨日、わが家に戻ると、ご近所さんが畑の周囲をきれいに片付けていた。元はサツマイモなどを作る畑であったらしい。ここをしげしげと観察をしていたらば・・・。

 

 こういう、旧道の姿が見えてきた。私が小学生の一年生の頃には、ここを歩いて通学したものだった。でも、その当時は、こんなに広い道であったかどうかは記憶にない。

 

 今回、発見した部分は、青色で示した部分、図面上はオレンジ色で示した旧道部分である。そこから先の、太い赤線で示した部分が、わが家が管理している旧道部分である。ここがうまく繋がって見えてきたと言う訳である。

 

 わが家部分は、このブロックで支えている細い旧道部分である。この草刈りをしてあるところである。本来は旧道の敷地であったが、この家の西側に旧町道(現さぬき市道)が開通したので、所管換えになって民地に移管されたものだとか。ま、どうでもいい話ではあるのだけれど。

 

 わが家のチューリップも大きく伸び出してきた。年賀状を予約したときに頂いたチューリップの球根からも葉っぱが出てきたし、北海道から頂いたチューリップも芽を出してきた。みんな、大きくなる時期を知っているんだ。

 

 ハクモクレンも花びらの用意を始めているし、向こうでは梅の花が満開である。

 

 奥方も私の身体に異常がないとわかると安心したものか、野菜畑を耕し始めた。で、この後、ホームセンターに出向いてジャガイモの種芋を買ってくる。で、来週あたりに植え付けをするのだそうだ。もちろん、私が給油をして、エンジンを掛けて、後から指導している訳だ。のんびりと眺めているばかりではない。

 

 郵便局や銀行に寄ったりしながら、今日のお昼は久々にここになった。さぬき市長尾東にある「うどん亭・いわせ」という一般店。ま、奥方の「手抜き」みたいなもんだ。

 

 で、私も久々の「肉うどん」で、760円。少々、お値段するが、一般店では仕方がない。

 

 ここの奥さんがお遍路好きなようで、「満願くじ」というものをサービスでいただいた。何が当たるのか知らないが、5月31日がお楽しみ・・・みたいなお話だった。

 

 おうどんを食べて終わると、唐突に「ふきのとうを探しに行こうよ」と言い出した。時期的には遅くもないのだけれど、今年はどうだろうかねぇ・・・と、やや、半信半疑で出かけたのだけれど。

 

 あちらこちらと、さぬき市内の山手を走りながら探すと・・・、レジ袋一杯のフキノトウが採れた。すっかりと大きくなったものもあれば、ようやく頭を出したばかりのものもあったけれど。

 

 きれいに掃除をすると、このくらいになった。さて、どういうものに変身するのだろうか。

 

 今日の掲示板はこれ。「お金より大事なものがない不幸」というもので、いつもの赤松先生のお寺にあったもの。「お金で買えないモノはない」と、よく言われるし、、「よく、お金より大事なものはたくさんあるねという人がいますが、あれって正気で言ってるんですか?ただの綺麗事ですよね?」という人もいるのは事実。この言葉の是非は別にして、お金を自分の価値基準のどこに置くかは、人生でとても重要なことである。五木寛之さんは、「人間は誰でも自分がいちば ん大切なのです。そして、そのことをほんとうに自覚した人間だけが、自然なかたちで他人を大切に思うことができる」と述べている。あなたにとって、お金よ りだいじなものがあるだろうか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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