まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

梅散って 三月十日を おもしろく

2016年03月10日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で雲が広がっており、夕方から雨の降る所がある見込みらしい。気温は6.7度から9.4度どまり、湿度は78%から64%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の11日は、寒気の影響で雲が広がりやすく、明け方まで雨や雪の降る所があるのだとか。

 

 三寒四温というのかどうか、今日は冷たい朝になった。恒例の第二木曜日ということで空き缶回収日だった。最近はビールが飲めなくなった・・ということでビール缶は少なくなったが、一ヶ月分の空き缶はどっさりとあった。それを集積場まで運んで専用のネットに入れたのだが、指先が切れるように冷たかった。

 

 今朝もまた、奥方のけいこばぁは携帯電話を忘れて行った。ケアマネさんのケイタイ電話はよく掛かる。そこで、一山越えた隣村まで車を飛ばして行ってきたのだが、その途中にあるニホンザル捕獲用ケージに何か入っている・・・。

 

 この前の「ハクビシン」ではなさそうで、静かでおとなしい。私が近づいても逃げたり襲いかかったりもしない。これはタヌキらしい。

 

 これとは少し様子が違うけれども、タヌキにしておこう。ちなみに、2時間後にここを通ったら、ケージは空っぽになっていた。既に処分されてしまったに違いない。おそらく殺処分されて埋葬されたに違いない。こういうものは捕獲しても手当にはならないらしい。

 

 保険会社の「入院給付金」を受け取るために、「入院証明書」を書いてもらうために、県立病院にやってきたが、担当ドクターに書いてもらうので、一週間から十日はかかると仰るのだ。病院と泣く子には勝てない。私の携帯電話の番号を書いて、ここに連絡してくださいとお願いして病院を出た。あとの一社は領収書のコピーと入院証明書のコピーがあればいいというので、これはすぐさまに返送しておいた。

 

 今度は奥方の薬(高血圧とコレステロール対策など)をもらいに、町内の町医者に寄った。

 

 町医者は町医者で楽しいところみたい。私はお世話にはなりたくないが、ここで、インフルエンザの予防注射を打ってもらってはいるのだけれど。

 

 で、お隣にある薬局で薬を調合してもらって一件落着。

 

 今日のおひるはこれ一個。おなかの脂肪を減らすためにダイエット策。ま、本音はおなかが張るので、面倒だから食べないというだけのこと。体力を使う訳でも走り回る訳でもないので、これで充分。それに、ペットボトルのお茶を500mlを3本。

 

 お昼からは、またしても、ここに寄ってみた。二週間連続で火曜日の作業をお休みしているもので、進捗状況はいかがなものかと思って・・・。

 

 でも、先週と少しも変わっていない。この左側のコーナーに、寒川家のものが並べられただけ。私のコーナーなんぞはまるでそのまま。私が行かないと誰もやってはくれないみたい。

 

 ここの前山ダムの桜も有名なようだが、ようやくにつぼみがすこしばかりゆるんできたかなぁという程度。でも、月末というと三週間か。20日もすれば開花しなければならないのか。「急がなきゃ遅れるわ~。オシャレしなくっちゃ~・・・」

 

 今日の掲示板はこれ。「おもしろきこともなき世をおもしろく」という高杉晋作の言葉から。正式には、この後に、功山寺挙兵時に「すみなしものは心なりけり」と、勤王女流歌人の野村望東尼が付け加えたとされている。私達の周囲の世界はただの現象世界であり、そこにはどんな意味や価値判断、意図もない。あるのはただの無為自然でしかない。それにひとつひとつ意味付けをしていくのは、私達一人一人の感覚であり、解釈である、ということを詠んでいるのだと私は思っている。だからこそ彼は、自分のしていることもしてきたことも、世の中が変わろうとしていることも全て、所詮はその程度のものなのだ、と達観したのではなかろうか。例えば、出かけようとした時に雨が降ったからと言って、それで私達は不幸になるわけではない。雨は何も考えてもいないで、ただ降っているばかりなのである。それをどう受け止めるかは私達次第。自分だけに降っているように感じて、こんな時に限って・・と、不運な自分を惨めに思うか、何気なしに今日は家でのんびりせよ、という天の思し召しだなあ~と思って、のんびりとするのか。全く、自分の考え方一つなのである。雨を面白くないと思うか、雨を面白いと思うのか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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