まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

またも夏 京都の街に 衣あり

2016年07月05日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は25.1度から32.2度、湿度は90%から72%、風は0mから2mの南東の風が少しばかり。明日の6日は、引き続き高気圧に覆われて、概ね晴れる見込み。

 

 さて、ご案内の通り京都行きの日になった。天気は快晴。気温は上昇するばかり。

 

 いつものように高速バスの「エキスプレス京都号」、今回は午前8時22分発のバスに乗った。バスに乗れば困るのがトイレ問題である。なにせ、新薬の利尿剤は効き目が鋭い。30分ごとにトイレに行くのだから大変だ。

 

 京都号はおよそ3時間で京都駅に着く。その間、淡路島の室津パーキングエリアでトイレ休憩するが、それは1時間半後のこと。ま、その中間あたりは社内後部にあるトイレを使うしかない。これがまた大変なトイレになる。

 

 どうにかこうにか京都駅に着くと、すぐさま駅ビルの中のトイレに駆け込んでようやく安堵する。だからと言って、利尿剤を飲まないと、これまた大変なことになる。そこが旅に大変なところである。で、簡単な昼食。

 

 今回は、本山に向かう途中にある「なか卯」というお店での昼食。150円の生ビールと、このおうどんのハーフサイズの「小すだちうどん」を注文した。290円である。少ない割にはお値段する。お仕事中にビールはいかんだろうけれど、お茶代わりみたいなものだと自己納得。

 

 今回のお勉強はこういうもの。

 

 こういう民間の講師による

 

 こういう講義とか・・・。

 

 こういう身内の先生による私たちを取り巻く情勢のお話とか・・・。

 

 講義が終われば宿舎の準備。こういう位置も並びも、おおよそ、いつものように決まっている。私はトイレに近い出口のそば・・・みたいに。

 

 今回は特別に「懇親会」という形式での夕食になった。個人情報保護という観点からわざとボケた画像を選んでみた。ま、見る人が見ればわかるのだけれど。本山の研修では珍しくビールでの乾杯になった。

 

 私はアルコールも食べ物も控えめで、10分そこそこで会場を出た。これはおそうめんである。おうどんにしては細すぎる。こういう食生活なのに、なぜだか体重は減らない。

 

 皆さんは、それぞれに夜の京都の街に出かけたけれど、自称「体調不良」の私は早々にお布団に潜り込んだのであった。

 

 今夜の掲示板はこれ。「人の悪を咎め 自分の悪には気がつかない」という本山興正寺の掲示板にあったことばから。人間は皆、こういう姿勢でいるのだろう。蓮如上人も『御一代記聞書』第 五十八条に「たれのともがらも、われはわろきとおもうもの、ひとりとしても、あるべからず。これ、しかしながら、聖人の御罰をこうぶりたるすがたなり。こ れによりて、一人ずつも心中をひるがえさずは、ながき世、泥梨にふかくしずむべきものなり。これというも、なにごとぞな れば、真実に仏法のそこをしらざるゆえなり」(『真宗聖典』866頁)と、明らかに教えてくださっている。人間というものは、自分の悪いところが見えないもので。このような在り方になるのは親鸞聖人の教えを身で聞いていないからではないだろうか。だから一人ひと りが本当に、自分自身に気づかせてもらう教えに遇わないと、永い人生が、休みなき苦しみになるのである。本当に真実の仏法に遇うてください、と訓してくださっているように私は聞いた。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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