まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

突き抜けて 青空のある 俳句帳

2018年03月13日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

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 もう、20日近く入院していると、さすがに飽きてくる。あ、今朝、ウグイスが啼いているのを聞いた。

 

 さて、これも、この病院で聞いた話だが、この病院の隣町の農業のおじさんである。若い頃から登山が大好きだったそうな。

 

 若い頃から「日本百名山」とかを渡り歩いたり、今も里山散歩を楽しんでいる。

 

 その日も「健康増進」ということで気軽に山に入ったそうだが、人間に確かなことないということらしい。こんな、慣れた道だからと歩き詰めていたところ・・。

 

 ふと、見慣れぬ場所に迷い込んだ。「ありゃ、こんなとこ、知らんな、どこやったやろ・・。」

 

 どうしたことか、いつしか、携帯電話機も使えなくなっていた。今まで、こんなことは一度もなかったことだ。すこしばかり、気味が悪くもなり、不安もわき上がってきた。

 

 「そんなことがあるもんか・・」「どうして、こんなことになるんや・・」思わぬ事態にパニックになり、どこかに知った道がある筈やと歩き回ってしまった。

 

 冷静になれば沢は下って海に入り、どこかに四国の道やらへんろ道の道標があった筈。

 

 かくして、このおじさんは、家の近くをキツネにだまされたように歩き回り、三日後に捜索に来た消防団に発見されたという。

 

 「ほんでものぉ、おらが村の嫌われ者やったら、『ほら、あいつが寝よるわ、ほっとけ、ほっとけ・・』と言われてしょうがないけんのぉ・・」と、相変わらずの強気で話したそうである。

 

 今日の掲示板はこれ。「傲慢になったり卑屈になったり 一喜一憂している我が人生」というもの。いつもお世話になっている町内の善楽寺さんの掲示板にあったことばから。あの人の奥さんはきれいで優しそうだから幸せな家庭だろうなぁとうらやんでみたり、あの人は大きな会社の社長さんだから優雅な生活をしているんだろうなぁと考えてみたりするけれど、他人より優れている人が幸せか・・・というとそうでもない。その人たちも自分と同じで、傲慢になったり卑屈になったり一喜一憂してるのである。世の中に幸せだけの人なんていないのだし、不幸だけの人もまたいないのだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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