まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

やりなおす こともないまま 春は暮れ

2018年03月19日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

  木田郡三木町は小雨の朝になった。夜中に四回、五回起きるというても、一回の時間は10分から20分。十回起きたとしても200分。200m/60m=3h+20m  3時間少しだから、後の五時間は寝ているという計算になる。あくまで計算上のお話。

 

 3月19日(木)
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 今日は彼岸の入りだそうで、シャンプーをしてくれた若い看護師さんに、「毎年よ 彼岸の入りに 寒いのは」と、正岡子規が詠んだとされる俳句は、実は、子規のお母さんの言葉を句にしたものだ・・・というような話をしたが、「正岡子規って、何ですか」と、勢いよく滑ってしまった。

 

 今日の担当だという看護師さんにも同様な話をしたのだけれど、「寒の戻りのことですか」と、これまた、完全にすべってしまったことだった。今は、自分のお仕事のことしか考えられていないのかも。

 

 正岡子規を知らない世代はいっぱい、いると思う。別に、そこの看護師さんが悪いわけではない。そういうお話をするおじさんが良くないのだと思う。

 

 今日は観光ガイド仲間の昭子さんが眼科に来たついでにと寄ってくれた。来る21日の大窪寺の大護摩供養ツアーは中止になったと報告があった。

 

 大窪寺の行事はそれとして、多和の望遠鏡博物館から遍路道を歩いて大窪寺までというツアーは雨ではきついというもの。大窪寺の「柴灯大護摩供養」は台風が来てもやるらしいので、少しもったいない決定だなぁと思ったことだった。

 

 今日のオーダーは、歯の掃除と、リハビリと称する10分ほどの散歩とスクラッチ。胸部X線レントゲン撮影と心電図検査。

 

 今更、歯のお掃除をしても、ここでの生活には関係がないのになぁと思いつつ。ここに入院し続けている間、ずっと、歯のお掃除や歯磨きのレクチャーを受けるんだろうか・・と、素朴な疑問。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生はやりなおしはできないが 出直しはいまからでもできます」というもの。荒了寛さんの言葉だと思われる。私も65年間生きてきて、もう一度人生をやり直したいと思うことは多々あったし、反省も後悔も何度も何度も繰り返してきたが、時計の針を戻すことはできないし、カレンダーを書き換えることもできなかった。人は失敗して、落ち込んだり、ときには心に傷を負うこともあるけれど、過去を後悔しても仕方ないこと。だから、ほんの少しだけ勇気を持って、気分を変えて、出直すことしかできないのだと思った。人生とは、やり直すことはできないけれど、出直すことは何度でもできるし、これから、今からでもできるものだと思っている。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら。いいね。


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