善然寺よもやまばなし

横浜の浄土真宗本願寺派(お西)のお寺です。
電話 045-741-2351
http://zennenji.com/

中津の方言 いっぺ こっぺ の意味の巻

2009-08-04 | Weblog
◎ 五劫(宗教的時間を生きる)
「寿限無寿限無 五劫の擦切・・・・」と落語の名前にも出てくる五劫。劫とはインドの時間の単位で、窮めて長い時間という意味です。百年に一度、天女が四十里四方の岩を衣でなで、それを気が遠くなるほど繰り返して ついに岩が摩滅した時が一劫です。これが五回繰り返されると五劫。法蔵菩薩の思索の深さと、私たち凡夫を救うためのご苦労を、天文学的時間で表しています。
本願寺出版 「書いて味わう正信偈」より

ほったらかしの植木鉢に「なでしこ」が咲いています。
次々と咲いてくれます。
ごめんね~全く咲くまで忘れていました。
可愛い花です。大好きな花です。

先だって「いっぺ こっぺ」とは「行って 帰る」という意味ですか?と尋ねられました。
高校の安部先生が中津弁でいろいろとお話くださり「いっぺ こっぺ・・・」と書きました。
直ぐに解ると注釈を書きませんでしたが・・・・解らないんですね~

豊前で言う「いっぱい こっぱい」 も解らないんだそうです。

「砂場の砂をいっぱい こっぱい盛ろう・・・」などと話します。

要するに「沢山 そしてもっと沢山」という意味です。

繰り返し強調する言葉のお遊び感覚でしょうか 

ゆっくりと発音しないんです。
いっぺ こっぺと早くしゃべるんです。
豊前では使わないことばです。
中津~耶馬溪~大分よりではないでしょうか?

「めんどうしい」・・・はずかしい・・・も豊前にはない方言

ちなみに
「いいちこ」は焼酎の銘柄と思うでしょうが 方言です。
「良い」の意味です。

「そうちゃな~いいちこ いいちこ」・・・そうですね とてもいいですね。の意味

大分のとんち話 「吉四六(きっちょむ)さん」にも良くでる言葉と思います。

方言大好き 
大事に・・・
忘れないよう・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする