先日のお経の会でのことです。
750回大遠忌法要へ参拝したときに記念品としてご本山からいただいた黒いお経本袋について・・・
ご門徒Yマダムから・・・
「ご法事に行ったらね~あらステキなバッグ!スウェードでしょ?と言うから・・・あーいーと返事をしといた。はいと言うと嘘つくから・・・私が持つと何でも高級品になるみたいよ~」と皆を笑わせ・・・そして 坊守さん このネズミの絵は何?と尋ねられる
ネズミじゃなくリス 栗鼠なのよ~・・・ご本山の国宝の書院を見るとき
(逆光で見えにくいのですが・・・)
この虎の間入口の大玄関から入り 全部を順路に従い国宝の鴻の間 能舞台・・・見て
最後に大玄関横の左の間(虎の絵の後ろ)に来た時 左上にある欄間にこの葡萄と栗鼠があります。・・・と話しました。
阿弥陀堂の北脇 壇上の前卓の香爐にも使われているらしいです。がこれは限られた方しか見ることはできません。
是非、書院を見た際に葡萄と栗鼠の欄間を鑑賞してくださいませ。
私も最初はネズミ???と思いました。
昔から葡萄と栗鼠の文様は・・・・四方八方に広がり多産で喜ばれる図柄だそうです。
そして「ゆりかご」の歌にでる きねずみとは・・・木ネズミ、でリスのことだそうです。
黄色いネズミとは違うんだそうです。
ご本山でお忘れなく・・・葡萄と栗鼠