ハーイ坊守お盆が近づいてきました。商店街にはわらの敷物?お盆の仏壇飾りが売られています。
浄土真宗本願寺派では玄関先で迎え火送り火は炊きません。
精霊棚もいりません。
お盆のお仏壇の中は夏の打ち敷きを敷き普段より豪華なお花やお供物をお供えします。
打ち敷きとは・・・・平生では用いず ご法要やお葬式・結婚式・など特別な時に敷きます。三角の形が浄土真宗独特なのでしょうか ご本堂の阿弥陀様のすぐ近くの上卓と御花が供えられる前卓の2か所に敷き、あとは親鸞さまと蓮如さまのところにも敷かれます。三角の打ち敷きのしたの長方形は水ひきと呼んでいます。ご家庭のお仏壇も同じくです。
夏の打ち敷きは(京都の某法衣店カタログをお借りして)衣替えと同じ頃に夏・冬が変わる・・・・右のページが夏の打ち敷き 色が薄く涼しげです。生地が絽や紗の織りになっています。
なければ冬のを使い今度京都のご本山の参拝の際に買い求められても良いと思います。
ちなみに冬用の裏は白く涼しげにみえますがお葬式に用います。
大坊守は白く錦糸が織り込まれている布で手作りされて夏の打ち敷きに使っておられました。とてもよくできています。
住職がお経の会でお話されることは
「毎日打ち敷きを敷いているお宅がありますが普段は無くてよいです。お客さんがみえるときにテーブルクロスの素敵なのを掛けるのと同じように、ここぞという時にお仏壇に打ち敷きを敷いてくださいね~」と
もちろん足のついたキュウリと茄子いりません。