若い頃は占いに興味があったが、最近は当時の100分の1くらいの興味しかない。
当時は健康運よりも恋愛運のほうが気になり、必ずチェックしていたし、年末に発売される翌年の運勢が載っている雑誌もよく買っていた。
占いに興味がなくなったのは、自分の先が見えてきたからだろう。
同年輩の人でも恋愛に興味がある人は、占いの恋愛運が気になるだろうし、お金を増やしたい人は金運が気になる。
自分としては、健康運以外に興味がない。
それも熱心にチェックしているわけではないので、情報はほとんど持っていない。
占いに深い興味を持つのは、将来に対して貪欲な夢や希望を持っている人か、自分で何も決定できない、あるいは決定するのが怖い人だと思う。
しょせん決めるのは自分なのだから、占いを参考にするのはいいけれど、それがすべてになってしまうとちょっと違う。
こんな自分でも、朝起きてテレビで今日の運勢を放送していると、一応自分の星座を観てみる。
ほとんど占いを信用していないのに、自分のランクが低いと面白くないのである。
「今日は最下位」となったらテンションが下がるだろう。
一方で昨年から向こう3年間は絶好調ですよ、との星占いもある。
世の中にある様々な占いが、すべて一致することなど絶対ないのだから、「悪い占いは忘れ、複数の占いの中で一番いい占いを信じる」
とすれば、精神衛生上よいのだと納得するのでした。