炒飯を注文する。
炒飯が到着する
「では」と、いきなりレンゲですくって食べ始める人は意外に少ない。
とりあえず炒飯の真ん中あたりを、レンゲの先で軽くほぐすというか、ほじるというか、そういうことをする。
それから正式に食べ始める。
何のためにそういうことをするのか自分でもよくわからないのだが、気がつくとそういうことをしている。
焼きそばの場合はどうか。
焼きそばが湯気を上げて到着する
そうすると大抵の人は、まず箸の先で焼きそばのてっぺんのあたりを軽くかき回すというか、少しつまんで持ち上げるというか、そういうことをする。
焼きそばの山の中腹あたりに箸を突っ込んで二度三度大きく持ち上げる人もいる。
あれって何なんでしょう。
内部にこもった熱を逃がそうとしているんですかね。
ラーメンも何かする
チャーシューが大きくて厚く、あまりに見事だったりすると箸の先でいとしげに撫でたりする人もいる。
撫でたあと、端のところを箸でつまんでめくるように持ち上げ、チャーシューの裏側をのぞく人もいる。
とにかくみんな注文したものが到着すると、何かしてから食べ始めるようだ。
オープニングセレモニーとかいうやつなのでしょうかねぇ。