新型コロナウィルスの感染者が高止まりしているようだ。
ウィルスは勝手に動くのでなく、人が運ぶものと聞くが緊急事態宣言も延長され、ただ収束に向かうことを祈るばかりである。
メディアは相変わらず日々の陽性者数を伝えるばかりで、退院した人の数は伝えない。
これまでの陽性者、死亡者の数は画面に映し出されているけれど、回復者については報じない。
こうなると累計による陽性者は増えるばかりで、じわじわと「次は自分か」と思わせるような方向になっている。
どうして不安を煽るような数字をいつまで使っているのか疑問だ。
必要なのは累計ではなく、今現在どれくらいの人数が感染しているのか、陽性率はどれくらいか、なのではないか。
「気の緩み」も考えれば失礼な言葉だが、いったいいつまで不安や恐怖を世の中の人に押しつけたいのかと勘ぐりたくなる。
五輪と政権、命運かかる「最後の緊急事態宣言延長」で首相は「とにかくワクチン」と意地になっている。
五輪開催に懐疑的な世論が高まる中、「首相に中止、再延期する気は全くない」というのが周辺の一致した見方だ。
海外からの観客受け入れは既に断念したものの、国内客の受け入れもまだあきらめていない。
五輪を成功させ、その勢いで衆議院を解散して勝利し、秋の自民党総裁選の再選につなげる…
とシナリオを描いているようだが、ウィルスにそんな思惑は通用しない。
などと記事を書いていると、鼻の穴に小さな羽虫が飛び込んできた。
わっと思ってあわてて追い払ったのだが、どこから侵入してきたのだろう。
洞窟と間違えたのだろうか。
自分にとってはコロナ云々よりも腹立たしい出来事であった。
本文とは関係ないが、野に咲く花は清々しい
早くスガスガしい世の中になるといいですね。
と言ってスガ首相には全く期待していないのですが…