松江城山公園で、「なんじゃもんじゃ」の花が見ごろを迎えている。
白い雪をかぶったような小さな花が、風に揺られている
藤のような香りがします。
松江城山公園で、「なんじゃもんじゃ」の花が見ごろを迎えている。
白い雪をかぶったような小さな花が、風に揺られている
藤のような香りがします。
キムチはゴハンに実によく合う。
キムチでゴハンは心静かに、しみじみというワケにはいかない。
それでも最初のうちは心静かに、しみじみ食べ始める。
そのうち少しずつヒーヒー言い始め、ハーハーが加わり、次第に息づかいが荒くなり鼻の頭の汗を拭いたりといろいろ忙しくなっていき、やがて半狂乱になる。
おなじ白菜でありながら、白いのと赤いのとの違いだけで、人間を変えてしまう魔力がある。
最初の一口はまず葉先でいこう、と思う。
赤くねっとりしたものが、びっしりとまぶされている葉先を、熱いゴハンの上にのせてくるりと包みこんで一口。
ひと噛みあたりは何ともないが、ふた噛みあたりでゴハンの熱さと唐辛子の辛さで思わずヒーと言う。
これが半狂乱の始まりである。
どうにも辛い
舌のつけ根のあたりの両脇が痛い、痛いが旨い。
凶暴なおいしさ、というものはキムチをおいて他にない。
ときどきゴハンだけ食べて、キムチで受けた打撃と衝撃をゴハンでなだめる。
そして比較的凶暴性の少ない白菜の芯のところを食べ、興奮をしずめ再び凶暴な葉先に挑んでいく。
葉先で打撃を受けた舌を、芯のところで休ませていたのだ。
焼肉、ゴハン、キムチは名トリオだが、焼肉のタレとキムチの複合汚染でゴハンが汚くなることを覚悟しなければならない。