人生も終盤にさしかかり、もう一花咲かせようとあれこれ思案するのだが、なかなかその第一歩を踏み出すことができないでいる年寄り予備軍。
ですがそんなある日、ふと急な思いつきで絵を描こう。
などと思いまして文房具屋さんへ寄ってみた。
絵を描くなんて半世紀余りもしてないので、どんなものを用意するのかさえも分からない。
小学校の図画で使うような小物類があったので、あまり考えなしで購入した。
A4サイズのスケッチブックに12色の水彩絵の具、15色用のパレットに筆が3種類。
パレットの使用方法を読むと、図画工作や美術の先生方にご指導をいただき、使いやすいパレットにしました。
と書いてあり、何だか小学生に戻ったような感じ。
注意書きには、幼児が使用する場合は保護者のもとで使用させてください、とある。
まるで幼児までタイムスリップしたようで何だか可笑しい。
水彩絵の具に至っては何年何組名前を書く欄があり、なんて書こうか迷ってしまう。
ここはひとつ童心に返ってお絵描きしましょう。
さて、道具は一応それなりに揃ったつもりです。
さぁ、何を描きましょうかねぇ。
完全独学なので、ゆっくり考えて進めていきたいと思う。
花が咲くか、咲かずに散るか。
年寄り予備軍のチャレンジの始まりです。
しかし半世紀も絵を描いてないから、メッチャ下手くそだろうなぁ。
なんて思っているのであります。