浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

自分史

2021-05-25 | 定年波止場

会社を定年退職したおとうさんたちが、退屈まぎれにまず最初に取りかかるのが自分史の編纂だという。

自分はこれまでいかに生きてきたか。

定年という区切りを契機に、一度総まとめをしておきたいという気持ちになるらしい。

〇年〇月〇日、〇〇県〇〇町〇〇番地にて産声をあげる。

父 〇山◇男

母   △子

と書いているうちにだんだん気分が高揚して、文体も荘重になっていく。

余はいかにして定年退職を迎えしか、という気分になっていく。

そしてどうしても全体が偉人伝風になる。

ジョージワシントンの桜の木の枝を折るサワリ、野口英世が囲炉裏に落ちてやけどをした手をジッと見て医者になる決意をするサワリ。

そういう自分なりのサワリもさり気なく潜ませてある。

パソコンを駆使して、ところどころに記念の写真を配した簡単なものから、ちゃんとした出版社に頼んで立派な本に仕立てている人もいる。

そうした自分史は、正直言って読んでもひとつも面白くない。

他人の人生に人はあまり興味を抱かないものである。

したがって自分史など綴っても何の意味もないので、アタクシはそんな無駄なことはしないのであります。

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卵かけご飯のユルユル

2021-05-25 | B級グルメ

卵かけご飯専用醤油          

卵かけご飯の食べ方は二つある。

まずゴハン茶碗にゴハンを盛る。

真ん中に窪地を作る。

そこへ慎重に卵を割り入れる。

窪地の真ん中に卵がうまくはまって外へ流れ出さないように、そして黄身が真ん中にくるように。

そうしておいて箸の先で黄身を破り、そこへ醤油をタラタラと流し込む。

それから箸の先で黄身と白身と醤油の混合をはかる。

また一方では、ゴハンに卵を落とすのではなく、別の器で卵と醤油の混合をはかり、ニョロニョロした混合物をゴハン茶碗に流し込む。

自分はこの方式で卵かけご飯をいただく。

ただ茶碗に投入する際に、慎重に慎重に流し込むつもりだったが、ニョロニョロを箸で制止しようと思っても、生卵は箸なんかで制止できるものではない。

半分残そうと思っても、いつも箸の制止をあざ笑うかのように、一気に茶碗の中に流れ込んでしまうのであった。

ついでに言うと卵かけご飯は朝は美味しいが、夜はみじめ。

などと思うのであります。

コメント (2)
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