浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

午後のひととき

2021-02-21 | 定年波止場

「午後の紅茶」という紅茶が売られている。

午後というからには、午前中に飲むよりも午後に飲んだ方がおいしく感じられる。

だがあえてこれを夜中に飲んだら、どういうことになるのか。

早朝に飲んだらどうなるのか。

イメージづくりが商品を売り出す基本なのでしょう。

「おーいお茶」という商品もある。

普通のお茶に「おーい」をつけただけだが、「おーい」をつけないお茶を引き離してヒット商品となった。

「午後の紅茶」も「おーいお茶」も、いまやロングセラー商品の定番となっている。

よく考えてみると、「おーい」はただ呼びかけているだけだから、どんな商品につけてもおかしくない。

「おーい羊かん」でもいいし、「おーい羊かんとお茶」でもいい。

こういうのはどうか。

「定年退職3年目のおとーさんの午後の羊かん」

ちょっとした哀愁があって、しみじみ感もあってなかなかいいじゃないか。

全国にはちょうど定年3年目というおとーさんがゴマンとおり、そのおとーさんたちが羊かんを食べれば当然お茶が欲しくなり、「おーいお茶」ということになる。

おかーさんも、それじゃわたしは「午後の紅茶」で、ということになり、定年3年目で暗かったおとーさんの家に久々に笑顔が。

 

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舟島屋

2021-02-20 | B級グルメ

出雲ラピタ本店近くにある舟島屋          

コロナ対策もバッチリ         

昼はラーメン屋、夜は居酒屋の営業スタイル、初訪問です。

あごだし塩ラーメンと半チャーハン          

同居ばばは味噌ラーメンと高菜ごはん          

かなり濃厚ですが、それなりにいいお味で満足。

また寄ってみたい店でした。

 

オーストラリアオープンテニスで大坂なおみ選手が優勝した。

とても嬉しいことである。

TVでスポーツ番組を観て興奮したのは久しぶりだった。

久々の明るいニュースが、日本を元気印にすればいいですね。

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鍋物のルール

2021-02-20 | 日々是好日

だいぶ暖かくなってきて、そろそろ鍋物も終わりだが、名残り雪というものもあることだし、名残り鍋というのもどうだろう。

ということになって鍋を囲む。

寄せ鍋を囲む、というといかにも和やかで楽しげな雰囲気が思い浮かぶ。

寄せ鍋というのは文字通り何でもありの寄せ集めで、鮭の切り身、エビ、鶏肉、豆腐、白菜、ネギ、エノキ茸、それにカマボコなんかも入っている。

鍋の根本にあるのは平等の思想で、かつ互譲の精神、かつ良識と配慮、かつ自制と許容の心構えである。

鍋物の最大の特徴は、鍋の中にある全てのものは全員の共有物である、という点にある。

鍋の中のエビならエビ、蛤なら蛤、常に所有物でもないし所有権もない。

Aさんが、共有物の一つである蛤なら蛤に、自分の箸を近づけていってそれをはさんだ瞬間、Aさんに所有権が発生する。

この権利は一見明快に思えるが、陰では熾烈な奪い合いが展開されることになる。

はさんだもの勝ちである。

鍋物はその水面下に於いて、所有権の放棄、移動、移譲がめまぐるしく行われていて、複雑な世界となっているのである。

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光の春 音の春

2021-02-19 | 日々是好日

冬至のころに比べれば、1時間は夕方が遅くなりました。

仕事を終え、帰宅時間が明るいと春を感じます。

また雪解けの音も感じます。

当地では、水曜日から積もった20センチ余りの雪も、屋根伝いにチョロチョロ流れる水の音を感じます。

春はすぐそこまで来ています。

 

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カラシ

2021-02-19 | 日々是好日

日本のほとんどの家庭では、カラシを用意している。

トンカツには必ずといっていいほどカラシをつけて食べる。

串カツにもカラシ。

揚げたての串カツの先っちょに、豆粒ほどのカラシを塗りつけて食べると堪えられない。

フライ物とソースとカラシは相性がいい。

納豆にもカラシが必携だ。

おでんだってそうだ。

フライともソースとも関係ないが、これまたカラシがなくては成り立たない。

おでん屋はおでんを盛った小皿のフチに、必ずカラシをちょびっと塗りつけて客に出す。

カラシを忘れると、客の十人が十人怒る。

ここで不思議に思うのは大根である。

大根は普通、煮物で食べるときはカラシをつけたりしない。

鰤大根でも風呂吹き大根でもカラシはつけない。

おでんのときに限ってカラシをつける。

これはなぜなのか。

そしてまた、おでんのときの大根とカラシは驚くほど合う。

まだあるぞ。

シュウマイにカラシは万人の認めるところだ。

冷やし中華にもカラシがつく。

冷やし中華の皿にたまっているツユにカラシをちょびっと混ぜ、そこのところに麺をよくからませる。

紅生姜もちょっとからませて、ずずーとすすりこんだ後、ちょっと間をおいて鼻にツーンときたときの嬉しさ、おいしさ。

多くのカラシの鼻にツーンの場面の中で、この冷やし中華の鼻ツーンを「輝け、鼻ツーン第一位」に推したいと思う。

こうしてみると、多くの日本人が鼻ツーンを熱望していることがよくわかるのであった。

しかし鼻の奥をツーンとさせて、ツンときた、ツンときたなどと喜んでいていいものなのか。

人生はもっと複雑だぞ、とお叱りを受けそうであります。

 

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島根の乱

2021-02-18 | 日々是好日

島根県の丸山知事が、現状のコロナ禍の中では東京オリンピックの開催はいかがなものか…

と投げかけた         

県内での聖火リレーは中止する方向でお願いする、とも発言。

東京オリンピック開催へ向けて暗雲が漂っているさなか、相当な覚悟での発言だと思う。

東京オリンピック組織委員会のトップだった森会長の、「女性の話は長い」との問題発言から辞任。

本当は「象さんの鼻は長い」

とでも言いたかったのでしょうが、後期高齢者の森さんは、自分が一番正しいと信じ切っているのではないでしょうか。

男尊女卑が今の時代では通用しなくなった、ということすら理解しがたい、ということですかね。

オリンピックの申し子、橋本聖子新会長には大いに期待するところであります。

丸山知事の発言には賛否両論あるとは思うのですが、その勇気あるリーダーシップには拍手を送りたい。

と思うのであります。

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しみじみとアンパン

2021-02-18 | 日々是好日

アンパンは芸がない。

チョコパンやクロワッサンは、あんなにネジネジと細工がしてあるのに、アンパンは丸いだけ。

平べったいだけ。

カレーパンなんか見てると危険を感じる          

形からして凸凹して、べとついて手でじかに持てないし、見ているうちに何だか憎らしくなってくるし、だんだん挑戦的な気持ちになっていく。

アンパンはいくら眺めていても心は穏やかである          

大抵の人は、アンパンを買ってきたら袋から出して、眺めるも何も「これはアンパンである」という認識さえもなくパクリとやる。

アンパンにも何かひとつ取り柄を見つけてやりたい。

しかし、いくら眺めてもどこにも取り柄なんか…

おおっ、アンパンには裏と表があったぞ。

表が茶色で裏が白。

アンパンを食べるとき、いつも茶色いほう、すなわち表を上にして食べていた。

アンパンは十人が十人、茶色いほうを上にして食べる。

手に持ったとき、たまたま白いほうが上だった場合、わざわざ裏返して茶色いほうを上にして食べている。

なんでだろう。

白いほうを上にしたまま食べたっていいんじゃないか。

どうせアンパンなんだから、どっちが上だって下だってかまわないんじゃないか。

白いほうが上だと、人に見られたときに恥ずかしいのかなぁ。

アンパンの正式な食べ方ってあるのかなぁ。

アンパンの食べ方は十人十色ということはなく、十人一色。

みんな同じなのであった。

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納豆のネバネバ

2021-02-17 | 定年波止場

ピザでも餅でもトロロ芋でも、引っ張ったりちょっと混ぜたりするだけで充分粘る。

納豆の場合は、混ぜれば混ぜるほど伸びて粘るという、本人の努力次第というところが違う。

本人の功績、手柄というところが違う。

最近は手柄が立てにくい世の中である。

特にサラリーマンは手柄が立てにくく、手柄が見えにくい。

明治、大正、昭和と日本男子の本懐は、立身出世であった。

故郷に錦であった。

仰げば尊し、我が師の恩、であった。

身を立て、名をあげ、やよ励めよ、であった。

定年退職後のおとうさんたちは、納豆に手柄を求めるのであった。

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ド真ん中から食う

2021-02-17 | B級グルメ

お子様3大メニューといえばハンバーグ、カレーライス、オムライスではないだろうか。

わたくしは年甲斐もなく、そのうちのオムライスファンである。

内緒にしていたが、隠し切れないので白状します。

嘘偽りなど微塵もなく、ここに正々堂々とオムライスが好きだ、と宣言する。

そんなこと宣言しても、しなくてもどうでもいいが、オムライスは普通、左の端のほうからスプーンを入れて食べ進むことが多い(と思う)。

宍道駅前こわた食堂のオムライス          

だが今日はド真ん中から、正々堂々と勝負に出たい。

男はこれと決めたからには実行するのみである。

いきなりですが、ケチャップまみれのド真ん中を切開          

だがしまった…

普段のクセが出て、左側に寄ったところを切開してしまった。

だがほぼ中央部分ということで、今回はこれで許してもらいたい。

実は一度これをやってみたかったが、それほどの感動に浸ることもなく、淡々とスプーンを口に運ぶのであった。

ただ中央部分はケチャップがかかっているので、ケチャップのかかっていない部分に比べると味が濃厚であることには違いない、ということですね。

それなら最初にケチャップを、両端のほうへ均等に広げて食べればよかった、と反省する前期高齢者のジジババであった。

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無力の瓶詰

2021-02-16 | 日々是好日

10年前の東日本大震災の余震と思われる地震がまた福島で起きた。

10年前の地震の翌日、東京都内のスーパーは驚くべき光景が広がっていた。

店内の棚という棚、見渡す限りの棚に商品がない。

あれほど溢れるように、折り重なるように並んでいた食べ物の山々が、すべて姿を消して影も形もない。

満々と水を湛えていた湖から、あっという間に水が引いて、干からびた湖底が姿を見せている。

店内は照明を落とし薄暗く、そのことがいっそう暗鬱なものにしている。

薄暗いということが、人の心を暗くみじめにする。

あんなにも光り輝いていたコンビニさえ暗い。

地震の報道のあと、スーパーに駆け込んだ人たちは、小走りに走りながら周りを見渡しては咄嗟の判断で、これは必要、これは要らないとカゴに放り込んでいった。

だが瓶詰のイカの塩辛、福神漬け、なめ茸、ザーサイ、葉ワサビ、にんにく味噌、カニ味噌、食べるラー油たちは、その咄嗟の判断で見限られた。

イカの塩辛もザーサイも葉ワサビも、ゴハンあってのものでゴハンがなければ無力である。

腹の足しにならないばかりか、どれもこれも塩っぱいばかりでノドが渇き、災害時の貴重品であるミネラルウォーターをどんどん消費してしまう、迷惑品ということになる。

災害時にスーパーに駆け込む人の頭の中にまずあるのはコメである。

コメ、水、パン、麺と続いて、野菜、肉、卵、冷凍食品と棚からなくなっていき、一番最後に残るのが瓶詰たちである。

命に関わるような地震は、その当事者でないと分からない。

まだそこまでの経験はないのだが、いつどのようなことがあってもいいように準備しなければ…

と改めて思うのであった。

 

 

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