お菜を漬ける季節になって頬に突き刺す風も冷たい。
「母さんが夜なべして手袋編んでくれた」と思わず口づさむ季節です。「夜なべ」とは「夜延べ」とか、「夜の鍋」とか。いろりでぐつぐつと煮る煮物などイメージできない年代が増えていることでしょう。
「たき火だ、たき火だ落ち葉たき」と思わず口づさむ季節です。やたらと火をたいてはいけないことになって、この白い煙のイメージもいずれ消える。図書館の落ち葉を送風機で集めていた。竹ぼうきで掃くなどの狭い敷地でないので・・・
新聞にもこういう写真が載っていた。これが現代、秋の風物詩かも。