武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

五右衛門が正しい

2011年04月20日 | Weblog

昔、大泥棒に石川五右衛門という男がいた。

捕まった時「石川や浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ」と辞世の歌を詠んでいる。

まったくそのとおりで、この震災時にも、車からガソリンを抜いたとか、義援金を騙りいただいたりと悪行がある。外国では日本人のモラルを褒めているが・・・・・・・

ちょいここのところ曇りが多いが桜も咲いていよいよ「春」満開である。「春のうららの墨田川・・・・・」と歌いたくなるが、ここは安曇野なので梓川にでもしておくか。この「うらら」という言葉は正しくは「春の夕刻」の言葉であるが、これは乱れている。

あの石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな。春のながめは値千金、もはや日も西に傾き、まことに春の夕暮れの桜は・・・・・・・ハテうららかな眺めじゃなあー」と京都南禅寺で言っている・・・・・・・この使い方まさに正しい。