日中友好協会の新聞によると、中国の文学者・魯迅の息子さんが亡くなったと報じていた。
魯迅は文学者だが「中国近代版画の父」とも言われる。・・・・中国の紹興に記念館がある。そこを訪れた時、魯迅の使った「彫刻刀」が飾ってあった。自分でもやっていたのだと・・・・少し驚いた。
いろいろの中国版画の歴史があるが、彫り刷りの技量をあげたのは「抗日戦争」のために作ったビラであったという。金のかかる印刷機の替わりに版画を用い、そこに彫り込むことで技量が高まったとか。・・・・・・・・話は変わるが「紹興」という町は「お酒」を作っている。ご存知「紹興酒」だ。そこで魯迅は生まれたのだ。
この間飲んだ「紹興酒」はメイド・イン・タイワンであった。
この版画は中国の版画家が「魯迅先生」を彫ったものです。