日本螺旋という学名のバラ科のこの花は昨日の誕生花。シモツケという名前の通り和風の趣のある、小ぶりの花だが鑑賞できる期間の長い辛抱強い花。葉には昨夜来の雨のしずくが残っている。
写真を主としたブログには時間を見てアクセスし、特に風景や花などの写真で文字通り目を洗われるような気持ちにさせられることが多々ある。ごくごく最近巡り合った素晴らしいブログが、しかしながら一身上の都合により休止とのこと。このようにきちんと読者に向けて通知するという礼儀のよさは、写真にも表れていた人柄を象徴するものだと思った。
ブログの世界では様々な邂逅があるけれども、そして或る時には必ずしも心地よくないこともあるが今回のような出来事は改めてこの作者の倫理観の高さを感じさせてくれた。このブログにはもうコメントすることも能わないが、いつまでも記憶に残る出来事のように思う。
毎年急激に成長しては枯れ落ちる多年草でいつからか自生して庭の一角ですでに2mを超える高さになっている。ゴボウと言っても食用でないどころか根には強い毒性をもつ。花言葉の一つに内縁の妻とあるのはうなずけるところであり、十分用心したほうがよさそうだ。
熟した実にもやはり少し毒性があり、さすがに鳥たちもついばみに来ない。ただ、白い花は控えめで、観葉植物としてなのだろうか近所の花屋では鉢植えを売っていた。
庭の一角に唐辛子の種をまいていたのがいつの間にか赤や青のつやつやした実をつけている。その一方でよくみるとまだ花が咲いていた。実の過激な辛さとは対照的に清楚な白。後ろには赤い実が顔をのぞかせて。
四季咲きということで植えたのだが、昨年はほとんど花を咲かせることなく、枝だけがどこまでも伸びてしまったので、今年は春先に思い切って切り戻したら5月には花をつけた。その後、また花をつけなくなったので心配していたら3か月ぶりに開花。ドイツ原産のブルームーンという名前は、月明かりの頼りなげな印象を与えるが、確かに咲き始めの薄紫色はどこか儚げだ。