今週末も現像の条件だし実験を行った。
FujiのNeopan 400をISO200に減感して撮影、現像時間はD76(1:1)、22℃、8分(1分攪拌+30秒毎7秒攪拌)とした。減感した割には現像時間が標準(8分15秒)とほとんど変わらない。これは前回7分30秒でやって、ややダイナミックレンジが狭く感じたので、この設定にした。
結果は、前回とさほど大きくは変わらなかった。さらに、フィルターを#1.5と#2.5にも換えて焼付けをしてみた。フィルタを#1.5にすると諧調が広がった様子がよく分かった。コレに対して#2.5では#2のときよりさらにゾーン5を中心とした狭い領域だけで濃度の変化が確認された。
当たり前といえば当たり前だが、フィルターの効果というものがよく分かった。撮影したとき対象の明るさの分布が広くあるときは#1.5ぐらいでプリントするといいのだろう。
実験を通して感じたことは、シャドーの部分の諧調が今ひとつよく出ないことである。ゾーン3以下ではほとんど色の濃さの違いが感じられない。もっと焼付け時の露光時間を短くすればシャドー部のゾーンによる差を視覚化できるだろうが、そうするとハイライト部が飛んでしまうのでNG.
あとは、フィルターの号数をさらに小さくすれば多分幅広い領域で諧調が得られるだろう。
今回の実験では、キャリブレーションを18%グレーの板でとった。つまり撮影前の18%グレーをプリントの18%グレーに投影する条件を求めた。このやり方はゾーンシステムの本に書いてあるやり方とは違う。つまり実行ISO感度(ZONE1基準)の求め方とかを無視している。このあたりに何か間違いがあるんだろうか?でもゾーンシステムのココロは、印画紙の最終的な絵をイメージすることだから、ZONE5がZONE5になるという考え方は間違いっていないと思うのだけれど。
それから焼付け時間があいかわらず2秒台(キャビネ)と短いのも気になる。一段減感して普通に近い現像時間で処理しているから、どちらかといえば濃いネガになるはずなんだけどねえ。
一日で50枚以上のプリントをした。といっても焼いたのは18%グレーの板ばっかり、ちょっとくたびれた。
FujiのNeopan 400をISO200に減感して撮影、現像時間はD76(1:1)、22℃、8分(1分攪拌+30秒毎7秒攪拌)とした。減感した割には現像時間が標準(8分15秒)とほとんど変わらない。これは前回7分30秒でやって、ややダイナミックレンジが狭く感じたので、この設定にした。
結果は、前回とさほど大きくは変わらなかった。さらに、フィルターを#1.5と#2.5にも換えて焼付けをしてみた。フィルタを#1.5にすると諧調が広がった様子がよく分かった。コレに対して#2.5では#2のときよりさらにゾーン5を中心とした狭い領域だけで濃度の変化が確認された。
当たり前といえば当たり前だが、フィルターの効果というものがよく分かった。撮影したとき対象の明るさの分布が広くあるときは#1.5ぐらいでプリントするといいのだろう。
実験を通して感じたことは、シャドーの部分の諧調が今ひとつよく出ないことである。ゾーン3以下ではほとんど色の濃さの違いが感じられない。もっと焼付け時の露光時間を短くすればシャドー部のゾーンによる差を視覚化できるだろうが、そうするとハイライト部が飛んでしまうのでNG.
あとは、フィルターの号数をさらに小さくすれば多分幅広い領域で諧調が得られるだろう。
今回の実験では、キャリブレーションを18%グレーの板でとった。つまり撮影前の18%グレーをプリントの18%グレーに投影する条件を求めた。このやり方はゾーンシステムの本に書いてあるやり方とは違う。つまり実行ISO感度(ZONE1基準)の求め方とかを無視している。このあたりに何か間違いがあるんだろうか?でもゾーンシステムのココロは、印画紙の最終的な絵をイメージすることだから、ZONE5がZONE5になるという考え方は間違いっていないと思うのだけれど。
それから焼付け時間があいかわらず2秒台(キャビネ)と短いのも気になる。一段減感して普通に近い現像時間で処理しているから、どちらかといえば濃いネガになるはずなんだけどねえ。
一日で50枚以上のプリントをした。といっても焼いたのは18%グレーの板ばっかり、ちょっとくたびれた。