少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

プロとアマチュアについて

2005-03-13 21:50:15 | 哲学
普通プロというのはアマチュアではない。はあ、当たり前だ。

では、なんでプロをしてプロたらしめているのだろうか。

プロは、自分の仕事でお金をとる。できればたくさんとりたい。それはそうだろう。

アマチュアは、お金をとらない。たくさんも少しもない。お金とは無縁だ。

で、お金をたくさんとろうと思ったら、たくさんの人に気に入られるような仕事をしなければならない。その辺の人、3人だけ相手にしていてはプロとしてはやっていけない。

でもアマチュアは違う。お金の多寡は関係ないから自分だけが気に入ることをしてもかまわない。

こんな風に考えると奇妙なことに気がつく。つまり、プロは多くの人に気に入ってもらう仕事をするために「平均値」的な仕事をせざるを得ないのだ。平均値的な仕事というのは、最もよい仕事とは関係がない。受け入れる人にとっては「何とか受け入れられる」程度の仕事でしかないのだ。
特に、顧客の分散が大きいような市場の場合は、プロがどの程度のレベルの仕事をするのかはとても難しいことになる。平均値的な仕事に満足してくれそうな人はほとんどいないのだから。

モノクロの現像というのは、まさにそんな仕事だろう。ヨドバシカメラ(いや、ほかのどこでも)でモノクロの現像をしてもらうよりも、個人で一枚一枚露出を見ながら現像した方がよい結果がでる。それはそうだろう。たった数百円しか取れない現像処理にあまり細かいことを注文する方が間違っている。

プロとアマチュア。当たり前と思っていた概念が、案外分かっていなかったりする。

露出は難しい

2005-03-13 21:38:38 | 写真
今日は子供のサッカー教室の親子サッカーなるイベントがあった。
日ごろ全くといっていいほど体を動かしていないので、どうなることかと思ったが、小学校一年生相手ではどうやらまだ通用することは分かった。

勿論カメラを担いでいった。さすがに走り回る子供をハッセルで追いかけまわすのはちょっと無理があったが、楽しそうに子供たちの写真を撮るのはそれはそれは楽しい。

そこそこにうまくとれただろうと自宅に帰って早速現像した。腿の筋肉にはすでにかなりの量の乳酸がたまってはいたが、なんとかプロセスを完遂した。

が、露出が全然だめ。なんだか頭の中がゾーンシステムやいろんなことが駆け回って、結局露出の設定が上手くいっていないのだ。概してアンダーになっている。僕は今ゴッセンの入反射型の露出計を持っている。ゾーンシステムを意識して反射光で露出を決めるのだが、何といっても角度が25度もあるんで、今ひとつ何を計っているのか判然としない。かえってあまり考えすぎずに機械の数字をそのまま使った方がましかもしれない。

うーん、修行はまだまだ続きそうだ。