少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

月のスケッチ(リフェウス山脈付近)

2006-04-08 21:41:04 | 天体観測
TELEVUE-85 Nagler V 16mm with Binoview

黄砂の影響か、晴れてはいるがちょっと透明度の悪い空模様のなかで月を観察した。コペルニクスクレータのそばにある複雑な形をした山だ。このスケッチをした場所の近くにアポロ12号は着陸したらしい。

スケッチをするとき、ハイライトに意識を持っていくか、ダークに意識を持っていくかで見え方が異なる。どっちかだけでは頭の中に3Dのイメージは浮かばない。ただの黒や白のパッチに過ぎない。その両方が交じり合ったときイメージはまさに山になったり谷になったりし始める。そんなことを考えながらのスケッチにはやはり双眼装置は便利だ。

スケッチの後にうしかい座に現れているシュワスマン・ワハマン彗星を見つけようとしたが、今ひとつ良く分からなかった。8等級くらいにはなっているらしいので、尾はともかく核くらいは見えてもいいと思ったんだけど。ちょっとスケッチでくたびれて集中力がなかったのも事実だけど。また今度ということで。

35mm用マスコタンク

2006-04-08 12:50:58 | 写真
以前使っていたプラスチックの現像タンクは、フィルムの端の方にムラ(というか現像されない部分)ができるので、いつかは変えたいと思っていた。今回、古い現像道具を引き取ってくれる人が見つかったので、この機会にマスコタンクに変える事にした。

今日初めて現像したが、フィルムの巻きつけがブローニーより難しい。しっかりフィルムを湾曲されないと上手く巻きついてくれない。最初の現像では、一部フィルムがくっついて現像できていないところが出来てしまっていた。

ただ、ネガの出来上がりは、以前より濃いネガになった気がする。やはり攪拌の様子が違うからなんだろう。