少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

デクノボーを考える。

2006-04-29 22:51:34 | 哲学
有名な宮沢賢治の雨ニモマケズの最後に次のようなくだりがある。

ミンナニ デクノボートヨバレ/ホメラレモセズ/クニモサレズ/サウイフ モノニ/ワタシハ ナリタイ

賢治はデクノボーと呼ばれたいと書いている。全く不思議なフレーズではあるまいか。なぜ賢治はデクノボーになりたいのだろう。

あの人はできる、とか、あの人のやることに間違いはない、と言う風に言われる人が何かをするのは簡単である。だって、人はその人を信用するから。

でも、デクノボーが何を行ってもダメだろう。誰もその人の言うことなんか信用しない。だから、デクノボーが何かをやり遂げることって、すごくカッコいいと思うのだ。

上手く行っても上手く行っても、それに満足することなく、解決しない問題の前で身悶えし続ける。どっちへ行くのか、いつも優柔不断なことこの上ない。それでいい。僕もそんなデクノボーでありたいと思う。

そのデクノボーは、お芝居である。究極のお芝居。それを成し遂げることが出来る人はめったにいない。猛烈な力を内在している人だけが、それをなしうるのだ。賢治の本心は、きっとそんなところにあったのではないかと思うのだが。

ゴールデンウイーク

2006-04-29 00:07:16 | その他
さて、明日からお休み。(厳密にはもう今日か)

写真の実験もしたいし、花の写真も取りたいし、彗星のスケッチもしたいし、球状星団も見たい。

やることがありすぎだけど、なにからやろうかなあ。

最初は子供とキャッチボールからかな。