少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

現場でのカメラ

2006-04-17 22:25:55 | 写真
今日は一日栃木県にいた。仕事での写真撮影。デジカメとレンジファインダーを持っていった。

スナップを気楽に撮るには首からストラップでカメラをつるしてヒョイと写真を撮るのがとても楽しい。でも、仕事となるとそうは行かない。わずかなカメラぶれでも、写真のシャープさは失われる。室内の対象物ならなおさらだ。フラッシュは使いたくないので、どうしてもシャッタースピードは遅くなる。機械の全てにフォーカスが来るように、絞りも絞るとさらに遅くなってしまう。事実上三脚なしでは撮影は出来ない。

もちろん、そんなことは想定の範囲内なので小型の三脚を持ってきた。デジカメはそれで上手く写真が撮れたのでいいのだが、ベッサの方はカメラにサイドホルダーがつけてあり、そのままではカメラネジに三脚を使えない。

さらに、21mmの広角レンズを使うために外付けのファインダーをカメラの上に載せる。そのファインダーを覗くと、ちょうどカメラのファインダーのところに鼻が行ってしまう。その結果、ファインダーに鼻のアブラがついて曇ってしまった。ああー、やりにくい。

このカメラにはスライドフィルムを撮影したので、結果はまだわからない。が、なんかあまりいい気分がしなかった。どうも段取りがイマイチだったのだ。

カメラで写真を撮ることは、もちろんカメラの性能やアングル、フレームワークが大事である。しかし、最後は撮る人の気分に帰着されると思う。ちょっと反省の残った撮影になった。