難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

【問い合わせ】人工内耳の手術

2007年12月29日 20時13分09秒 | 人工内耳
071228_1418~001.jpg(質問)
厚かましくお尋ねしますが、会社はどういった休み(有給休暇?)で期間はどの位休んでいたのですか?

(お答え)
私は6日間で退院しました。3日目に会議に出たり、4日目にセミナーの講演したりしていました。
10日間くらいの予定でいましたら、日曜に看護師からいきなり「明日退院です、おめでとうございます」と言われ驚きました。

入院は会社の有給休暇です。夏休みをとらなかったので。後2週間に一度くらい通いました。これは半休ですね。午後1時半からの診察は12時にいったん退社して診察後また3時半位から復帰したりとかしています。
診察時間は早朝7時から受け付けするのでまだ暗い内から家を出て順番カードを取り、出勤後また病院に行ったりしていました。

最初の「装着」は普通「音入れ」と言います。手術から少し間があきましたね。


ラビット 記



人工内耳で「千の風になって」が聞こえた!

2007年12月29日 09時37分16秒 | 人工内耳
071228_1416~001.jpg071228_1417~001.jpg補聴器外来の診察のついでに、言語聴覚士が人工内耳の状況を心配して来てくれた。
三つのマップを切替えながら補聴器と合わせて聞いていることと調整した時はあまり良く聞こえないかなと思ったマップがうるさくなって、音量を0、感度を2か3くらいにしていることを説明した。

良く聞こえるというマップ(P1)がうるさいのなら、それをレベルを下げたものを入れておきましょうということで、やや下げたもの(P3)とさらにやや下げたもの(P4)を設定してくれた。

医師によると、「うるさく聞こえるのは、それだけ使わないで眠っていた聴神経が活性化してきた証拠で、今後もどんどん変わっていくし、まだ手術後1ヶ月では人工内耳の電極が蝸牛の中で動くこともあって変化する、電極を通すために蝸牛に空けた穴はふさいであるがまだ固まっていないので電極か動いて聞こえが変わってしまうこともある」とは初めて聞いた。


12/28 診察後、勤務先でP3を使っていたが、仕事納めで皆が集まって飲んでいる時に補聴器だけの時より人の声が聞こえる。酔った勢いもあるが派遣社員たちに話しかけていた。今までは話しかけても返ってきた言葉を受けられないので話しかけることはまずなかったが、わいわい盛り上がっている中で、普通に冗談を言っている自分に驚いた(P3V9S12)。

12/28 自宅でテレビで映画「ローレライ」でパルマが歌うのを見ていた。ふと思いついて人工内耳で秋川雅史の「千の風になって」を聞いてみたところ、歌詞が「そこに私はいません~。眠ってなんかいません~。」と聞き取れた。P3では少し小さいので、P1で基準設定値で戻して聞いた(P1V9S12)。ピアノの音も聞こえている。

補聴器と一緒に聞くと、補聴器だけよりもピアノやその他の楽器の音も聞こえる。



しかし、コクレア・ジャパンのドメインのWEBは本当に重い。URLをクリックして何分も放置していても開かない。サーバーの問題か。
http://www.cochlear.co.jp/
Googleのキャッシュを表示させ、コクレアのバナーをクリックするとソースが表示される。これは重いのではなく、Webの設定がおかしいのではないか。


ラビット 記



人工内耳の次は補聴器のパワーアップに。

2007年12月29日 00時00分45秒 | 人工内耳
071228_1349~001.jpg071228_1349~002.jpg12月28日、補聴器外来の初日だった。

人工内耳は、少しずつ聞こえが変化し、かつ向上している。人工内耳の聞こえと補聴器の聞こえと合わせて、聞こえ全体を向上していくのが、自分の難聴者としての人工内耳の活用の考えだ。これは医師も同意してくれているので、今日から補聴器の方の聞こえの改善に取組む。

今日は補聴器のイヤーモールドの耳型を採取した。医師自らイヤーモールドの型を取る硬化剤を注入したが珍しい。
左の人工内耳を固定するためのオープンカナル型のイヤーモールドも採取した。左の色はクリアーな緑にラメを入れることにした。
右耳をどうするか迷ったが普通のクリアーにした。逆の方が良いかも知れない。

補聴器は、オーチコンのSUMOU(スモウ)になる予定だ。
人工内耳の聞こえがどんどん良くなってきた時に、補聴器側の聞こえに求める機能を持たせるにはこの機種が良いとのことだ。
医師の話では、人工内耳に求められないのは音程、リズムという部分なのでこれを補聴器側で補い、言葉そのものは人工内耳側に依拠するようになるだろうと。
これはどうなるか、自分でも興味がある。


ラビット 記