難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

ピアサポートとピアメンタリングの違い

2010年07月19日 08時44分42秒 | エンパワメント

障害者権利条約第24条教育の第3項に
障害を持つ人が教育における完全で平等な参加をかつ地域の一員として促進するために生活と社会開発能力を身につけられるように、国の責務を述べている。

この中に、様々なコミュニケーション様式、手段を身につけることとピアサポート、ピアメンタリングを受けることの促進が記述されている。

この教育とは生涯にわたって自分の能力開発、向上のためのことを指している。

学校教育だけでないことも注意しなければならない。
推進会議の議論が初等教育、学校教育、専門教育にのみ重点が置かれているのは疑問だ。

ピアサポートよりはピアメンタリングの方がもうすこし専門的なサポートの意味があると思うが日本語訳では両方とも「ピアサポート」とか「障害を持つ人の共助」のようになっている。

日本でも一般社会ではメンタリング、メンターはすでに普及した考えとなっているが、障害分野ではまだ諸国に比べてメンタリングの考えが浸透していないのかもしれない。
前項のピアカウンセリングとピアメンタリングを書き換えます。


ラビット 記

神戸の長田町の復興のシンボル「鉄人28号」のカレー。
子供も食べるためか辛さは抑えてある。肉の旨みはぎっしりだった。

3. States Parties shall enable persons with disabilities to learn life and social development skills to facilitate their full and equal participation in education and as members of the community.
To this end, States Parties shall take appropriate measures, including:
a) Facilitatingthe learning of Braille, alternative script, augmentative and alternative modes, means and formats of communication and orientation and mobility skills, and facilitating peer support and mentoring;
b) Facilitatingthe learning of sign language and the promotion of the linguistic identity of the deaf community;

http://www.un.org/disabilities/default.asp?id=284