難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

汗が人工内耳、補聴器に。 政府予算一律10%減に疑問。

2010年07月21日 13時11分24秒 | 日記(つぶやき)


夏は嫌いではないが、汗で人工内耳と補聴器が故障したら困る。汗除けのカバーがあったなあ。どこにしまったかなあ。

弁当箱に添えておいた冷蔵剤を首に当ててみた。これは気持ちいい。しかし血液や髄液を急冷しても大丈夫か?
そうこうしているうちに暖まってしまった。

昨日の日経新聞や今日の朝日新聞に、政府や来年度予算の一律10%削減と各省庁に指示を出したとある。
これではこれから重点施策となる障害者施策予算は抜本的に対応できる予算の確保に暗雲が立ちこめる。
予算策定方針らしきものもなく、単純に数字合わせというのは疑問が残る。

政党助成金、防衛予算、おもいやり予算など1兆円を目標に、カットしてはどうか。


ラビット 記

両耳分離補聴による感音難聴者の聴取効果・・・

2010年07月21日 06時36分50秒 | 補聴器


分離補聴というのがよく分からないが、一つの入力を高い周波数の音と低い周波数に分けて左右で聞くことらしいが、それなら補聴器で低周波成分を、人工内耳で高周波成分を聞いているので、当てはまる。

片方だけで聞くよりは両方で聞くと、音が立体的に聞こえ、言葉も豊かな調子で聞こえる。


ラビット 記

通勤路上に見かけたフォルクスワーゲンの2110とい銘板の付いた車。KARMANNとあった。きれいなフォルムだ。

=== 「難聴者」の Google ウェブ アラート ===
両耳分離補聴による感音難聴者の明瞭度改善効果について
ホルマント周波数を考慮した2帯域分割を適応し軽中等度の高音漸傾型感音難聴者27名に40種類のVCV音節を用いた明瞭度試験を実施した。 ...
いずれも健聴者または少人数の難聴者を対象に行った実験で Dichotic 補聴処理を代表する2種類のパ ...

「 本論文を引用する際にご利用ください
: 高卓 輝, 高木 良明, 伊藤 元邦, 野口 栄冶, 片山 崇
: 両耳分離補聴による感音難聴者の明瞭度改善効果について
. AUDIOLOGY JAPAN 53: 120-128, 2010 .
doi:10.4295/audiology.53.120 JOI JST.JSTAGE/audiology/53.120」

http://www.jstage.jst.go.jp/article/audiology/53/2/120/_pdf/-char/ja/
※URLは論文のPDFファイル。

要旨:感音性難聴で音声の明瞭度が低下する原因の一つに末梢聴覚における周波数・時間マスキングの影響の増大がある。
これに対する補聴処理として,入力音声を周波数軸上で左右耳に分割して提示する両耳分離補聴方式が期待される。

本研究では先行母音による後続子音へのマスキングに対する本補聴方式の有効性を検証することを目的に,先行母音のホルマント周波数を考慮した2帯域分割を適応し軽中等度の高音漸傾型感音難聴者27名に40種類のVCV 音節を用いた明瞭度試験を実施した。

分割周波数および高域/低域成分の提示側条件を変えた場合の明瞭度の変化を分析した結果,以下のことが分かった。
1)どの分割周波数条件においてもDichotic 補聴効果が認められる。しかしながら,各子音正答率の改善量は分割周波数による差が認められる。
2)異聴傾向として,子音のみならず先行母音/u/,/i/,/e/も改善される。
3)高域提示耳は,低域成分が提示される低域帯域の聴力レベルと高域成分が提示される高域帯域の聴力レベルを合計した聴力を,その相補的な帯域の聴力と比較し,より聴力の良い組み合わせを選択した場合に高い明瞭度改善効果が得られる。

別冊請求先: 〒981―8551
仙台市青葉区国見6丁目45―1
東北文化学園大学医療福祉学部
高卓輝

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そうか、車の名前は「KARMANN」、カルマン。カルマン・ギアだ。KARMANN GHIAだ。2110は排気量か。ネットでは1200ccから1500、1600ccにボアアップされたタイプもあったようだが2110ccにボアアップされたのもあったということか。もう一度見てみよう。GHIAもなかったようだ。
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sent from W-ZERO3
やっぱりカルマンギアだった。


署名というかロゴというか、かっこいい。


2110という銘板も確認。これは稀少車か。


色はちょっとくすんだオレンジ色。

みずほ銀行が全店で筆談対応!

2010年07月21日 06時36分26秒 | バリアフリー
7月20日の日経新聞5面【経済2】に、「バリアフリー全店で情報表示、みずほ銀、筆談対応など」の見出しの記事があった。

一般新聞の生活面ではなく、日経の経済面というところがポイント。バリアフリー対応が経営的にもプラスという評価をみずほ銀が示した。

こういうところはもっと誉めてあげないと。
そして、銀行で働く難聴者につなげたい。


ラビット 記