自分のことをアウトドア派だと少し前までは思っていたけど、今や撤回するしかないね。
「適切に」「クーラーを効かせた部屋で」「命を守るための行動」をたびたびラジオやテレビに呼び掛けられているうちにすっかり出不精になってしまった。涼しくなったらもう一度、画を見に行きたいと思いながら、佐伯祐三特別展で見た画を眺めたりしている。
佐伯祐三はパリの街角を描いた風景画が多いけど、私は靴職人や人形の画、郵便配達夫がスキやね。
夕方になり猛暑が和らぐとようよう重い腰をあげて川べりを歩く。この神崎川、少し上流の安威川あたり(別府)から淀川との合流点(一津屋)まで曲がりくねっていたため、しばしば氾濫し水害の苦労が絶えなかったらしい。明治になって淀川と神崎川をまっすぐにつないで、ようやく水害が減ったらしい。砂州の右手が新しくなった真っすぐな神崎川、左手が安威川。
地震などの災害に備えて高浜橋下流には、大災害時用の桟橋がある。下流地帯では洪水の被害に対する緊張感を絶えず持っていなくてはならないよね。
そんな街のぶらぶら歩きに必携なのが、この手提げ袋。